長男坊の小学校は入学式。保育園の後輩たちが入学してくる。保育園で知っている子というのは、ほんとうに小さい頃から知っている子達なので、そういう子たちが小学生になるというのは不思議な感覚だ。
小学生になってはじめてのクラス替えと新しい担任。一番仲の良い友達ともまた同じクラスになれた。担任が誰になるかというのはけっこう大きな問題で、妻によるとスーパーでどこかのお母さん達が誰が何年の何組の担任になったというような会話を真剣にしていたらしい。
確かに、担任とその子の相性とか担任の教師としての力量というのは、子どもの学校生活の根幹に関わるから、僕らも不安がなかったといば嘘になる。(悪い意味でちょっと気になる先生がいるのだ・・・)しかし今回の担任の先生も良い先生のようなので、長男君にもぜひがんばって欲しい。
授業がはじまる。昨年に引き続き看護学校で論理学。そして今年度から新たに、こちらも看護・医療系の大学だけれども芸術論の授業。2日続けて授業をするというのも始めての体験である。
論理学の授業をする看護学校はほんとうに久しぶり。去年教えた学生たちはみんな三年生になっていて、現在は看護実習の真っ最中。なので知った顔に会うことはなかった。
同じ学校でもその年によって学生の雰囲気や性質はずいぶん違う。去年の子達よりもちょっと反応が無く、おとなしいと言えばおとなしいが、いまのところお互いに様子見といった感じ。
新しく芸術論の授業を受け持った大学では、授業初日ということもあって今日はガイダンス。先日買ったiPadで作ったスライドを使いながら話す・・・つもりだったがプロジェクタが反応していない等の機材ハプニングで時間をとってしまう。
しかし幸いなことに、結局プロジェクタも使えたし、DVDも見せることができたので「終わり良ければすべて良し」なのだが、肝が冷えた。それにしても大学生になったばかりの若い人たち300人を前に話すなんてことが自分の人生に起こるなんてこっちのほうがハプニングだ。
前日の論理学の授業よりはうまく話せたと思う。別に論理学が悪いわけではなにのだが、まぁ、これまでの研究の傾向性としてはそういうこともあるのだろう。しかし、300人という人数になると、あとは500人も1000人も同じというかもう数字はあまり意味がなくなる気がする。「なんだかよくわからないけどすごい人の数」としてしか把握できない。来週からの本格的な授業にそなえて準備が忙しくなりそうだ。
帰りにオートバックスで車のエンジン・オイル交換とオートマミッションのオイル交換。