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きのう、御礼だといってお酒を貰う。清酒「旭菊」。
御礼だと言われるとかえってこちらが恐縮してしまうが、あ、ありがとうございます。
何の御礼なのかと言うと、こういうことである。
実は先日、近くの温泉（といって町内の共同浴場風なカジュアルな温泉だが）に入っていたら、浴槽の縁にすわっていたおじいさんがフワーと後ろむきのまま浴槽のほうへ倒れてきて、そのまま湯につかっていた僕の目の前でお風呂の中に沈んでいってしまった。
一瞬なにがおきたか分からなかったが、いそいで他のお客さんと一緒に引き上げて事なきを得ました。
目の前で人が倒れる場面に遭遇したのは2回目です。
その非現実的な眺めは2回ともスロー・モーション。
1回目は学生の頃、後輩の男の子がこれまた後輩の女の子に、「頭の血管出してやろうか」といってウムムーっと息を止めて顔を真っ赤にしてキバッていたら、突然クルッと、本当に文字通り「空中で回転して」頭から後ろ向きに床に落ちてそのまま気を失ってしまった。
彼が頭から落ちていく場面は今でも脳裏に焼きついている*1。
そのときはほんとに白目むいててヤバイと思いました。でも救急車が駆けつけてくれて、彼は今も元気です。
