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昨日からベートーヴェンのトリプルコンチェルトを無限にリピート。
オイストラフの生気溢れるヴァイオリンも素敵だが、リヒテルのピアノが登場すると思わず手が止まって聴き入ってしまう。
そういえばこの曲、ナクソスから出てるトスカニーニのCDでも持ってたよな、と思って探すと、やっぱり発見。
- BEETHOVEN/Symphony No.5・Triple Concerto
michel Piastro(violin), Ania dorfman(piano), Josef Schuster(cello)
Autro toscanini, NewYork Philharmonic Orchstra
トスカニーニには珍しいニューヨークフィルとの共演。
1942年の録音(交響曲5番は1933年の録音)でノイズも盛大だが、カラヤン流のレガートとはまた違うトスカニーニ流の引き締まった演奏にグイグイ引き寄せられる。
ソリスト陣とオケの一体感はこのトスカニーニ盤のほうがより印象的。
このCD、ナクソスのカタログに見当たらない、っていうか、ナクソス・ヒストリカルのトスカニーニ・シリーズ自体がかなりカタログから消えているようだが、HMVなんかで検索するとちゃんと商品として流通はしているようだ。よく意味がわからん。