Schumann: Piano Concerto

Schumann: Piano Concerto

カラヤンリパッティの共演。むかしセールで安売りされていたときに手に入れたが、今でも聴くことが多いCDの一枚。

シューマンの録音は1948年。前年に演奏禁止が解かれたカラヤンはこのとき40歳ぐらいだろうか。そしてリパッティはこの2年後の1950年、32歳の若さで病没している。

「どこかにリパッティのような才能なあるピアニストはいないだろうか」というレコード会社の重役のもらした一言がグレン・グールドとコロンビアの出会いを生み、そのおかげで今日の我々はグールドのいろんな録音を聴くことができる。

人に歴史あり。そして運命は残酷だ。