メモ

きのう、帰路の車中で石川一雄さんのニュースがラジオから流れた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050318-00000004-maip-soci

ある年代にとっては、この石川一雄さんの名前は忘れようにも忘れられないのではないだろうか。
すくなくとも、僕はそうだ。

僕が通った小・中学校では、同和教育の時間に石川さんが関わったとされる狭山事件がいつも取り上げられていた。

僕はぼんやりなので先生やみんなが石川さん、石川さんって言っているのを聞いて、「そんな人クラスにいたかな?」とずっと不思議に思っていたが、それはクラスの人じゃなかった。

石川さんが冤罪かどうか、不正な捜査があったのかどうか、それは僕にはわからない。

でも、小学生のころ図書館で読んだマンガ版「実録・狭山事件!」みたいな本は当時の僕にはかなり衝撃だった。

難しい話はよくわからなかったが、その実録劇画タッチの紙を引っかくような絵と、「世の中ってこわいんだ・・・」と思った記憶は、今でも生々しい。