sniff2006-01-29

今日になってやっと部屋の片付けた。いらない服も捨てた。明日はもうすこし片づけをして、ゴミを出して、ふたたびぼっちゃんのいる南の国へ。さすがに往復が何度も続くと疲れてくる。

いくつかこまかい買い物をして、その足でまた温泉へ。またもや僕一人で貸切状態。風呂にプカプカ浮かびながら、もうあのことについて考えるのはやめよう、とか、もうあの人に何言ってもだめだろうなとか、これを言ったらおしまいだろうな、とか、暗いことを考える。温泉に浸かりながら、暗いことを考えたら逆にスッキリした。あまり汎用性があるとは思えない温泉の効用だ。

明日からまた家を空けるので、今日は食材を買うことを避け、夕食はたけちゃんで塩そばとフライドポテトを食べた。ここのフライドポテトは、たぶん冷凍ものなのだろうけど、このお店の人が揚げるとすごく美味しい。でもやっぱり食べ切れなくて、フライドポテトはテイクアウトにしてもらった。そして、どうしようかちょっと迷ったが、生ビールを一杯。


きのう書いた「人生に復讐される」ということについて。
彼もきっといつか復讐されるだろう。そして、きっと、僕もいつか復讐されるだろう。

彼は絶対に、他人がどう思うか、どう感じるかということを考えない。常に自分のモノサシだけで考える。そして、一方的に意見を押し付けてくるだけで、絶対にこちらの意見には耳をかさない。

しかし、それは逆に、それだけ強固なガードを張らなければ守りきれないぐらい弱いということを意味しているのではないだろうか。自分が今まで信じていたことが、他者によって撹乱され、思ってもみなかった方向へ進むかもしれないという、「未知」への恐れ。

もちろん、それは自分にとってマイナスかもしれないけれど、もしかしたらプラスになるかもしれない。しかし、そうした決定不可能性に身をまかせるよりは、今の自分に固執した方が楽だというのも、わからないではない。

そう考えると、彼の普段の強気の虚勢が、うら寂しく、うすら寒いものに思えて仕方がない。

彼も実は自分の言っていることの滅茶苦茶さに気づいているのではないだろうか。それを自分でごまかしているだけではないだろうか。そうであれば、きっと彼もいつか人生に復讐されるだろう。