食パンの美味しさ

ちょっとお腹がすいたので食パンを食べた。
僕は子どもの頃から何もつけない食パンを、特に焼いたりということもなく、食べるような家に育ったので別にそんなこと普通だと思っていたけど、妻にしてみればちょっと変な食べ方らしい。

別に「そのままが一番おいしい」とかいうような高級品じゃなくても、スーパーの半額コーナーの食パンでも充分にいける。

そういえば学生の頃、そうやって食パンで飢えをしのごうとしたこともあった。
朝昼晩、それぞれ2枚ずつ食べれば一日の食事代が食パン一袋ぶん(6枚切り)で済むという浅はかな考えだった。

しかし、食欲の塊のような男子学生にそんな器用なことはできるはずもなく、昼の時点であと2枚しかなかったり、何度も挫折した。