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きのう、やっと家で寝ることができた。
田舎暮らしが長いと、都会のビジネスホテルの生活はちょっとつらい。
今月に入って暇なくせに忙しい。
でも昨日の地震は驚いた。福岡市中央区は震度5強とか言っていたが、まさに僕の泊まっていたホテルはその福岡市中央区だったのでけっこう揺れた。
電車もストップしていたようなのでタワーレコードで時間をつぶした。
ラン・ランという中国出身の若手ピアニストの新譜、ラフマニノフのピアノコンチェルト2番を試聴。指揮はゲルギエフ。
- アーティスト: ラン(ラン),ゲルギエフ(ワレリー),マリインスキー劇場管弦楽団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: CD
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リヒテル盤をはるかに凌ぐかもしれない冒頭のスローテンポ。
でも泣かせどころのツボの押し具合はリヒテル盤のほうが僕にはピッタリくる気がした。
それはともかく、その冒頭のスローテンポからグイグイと聴く者の心を掴んでいく。時間を忘れて聴き入ってしまう。
でも、第一楽章のクライマックスでかなり感動していた時にいきなり再生が止まった。
レコード屋の試聴器というものはそういうふうにできているのだろうか?