それ毎回言ってるだろ、おまえ。

昨日は朝の4時ぐらいまで準備して、ちょっと寝てから朝8時半頃家を出た。

バタバタ準備した割には何とかなったが、これからはもっと早くから準備しよう・・・と毎回おもうのだが、なんとかならんかな。



館長からCDをもらう。

α(アルファ)という小さな古楽専門のレーベルがフランスにあるのだが、ちょっと前にここのカタログを渡され、「この中から良さそうなものを5つばかし選んで注文してちょ」と言われて僕が注文にしたものが届いたので僕にもCD-Rに焼いてくれたのだ。

このレーベルのホームページから注文すると、値段は約15ユーロになる。

でも念のためアマゾン・フランスで調べてみると、同じものが13ユーロ、しかもなぜかセール中で11ユーロになるというので、結局アマゾン・フランスで買うことにした。

でも送料は22ユーロ(通常納期の値段。エクスプレスだとその倍ぐらい)で、「それって品物より高いじゃん!」と思ったけど、外国のおフランスから送ってくるんだからしょうがないし、それに国内のネットショップで買うと一枚2600〜2900円なので、送料を考えてもアマゾン・フランスで買った方が安いであろう。まぁ、終わり良ければすべて良しとしよう。


「通常納期だから2週間ぐらいかかるぜ」とフランス人は言っていたが、でも10日ぐらいでこっちに届いた。

館長の人徳のおかげかもしれない。


カタログから選んだのは

はっきり言って古楽の分野は誰が誰だか、作曲者なのか演奏者なのかすらわからない。
でも、このレーベルから出ているアルバムはものすごくジャケットが綺麗。だから、ほとんどカタログの写真と楽器の種類で決めた。

知らずに買った割にすごく良かったのはマラン・マレのCDだ。曲はもちろん、低音ヴィオールやクラヴサンバロックギターの音色がなんだかメランコリックですてきだ。

Alpha047のブクステフーデは何だか世界観がすごい。吸い込まれそうだ。

Alpha027のバッハ作品集はペダル・チェンバロという、ペダルが付いたチェンバロ(?)という珍しい楽器が使われている(らしい)。



マイナーそうなレーベルだが、最後の2枚の演奏者は意外にもグスタフ・レオンハルト。な、なぜ!?


それはともかく、Alpha042でレオンハルトが弾いているクラヴィオルガンという楽器は、いわゆるクラヴィコードというものにオルガンの音が鳴る仕組みが取り付けられているらしく、たしかに不思議な響きだ。

きっと古楽の世界のずっと奥には、「おおっ!こんな楽器がっ!」という驚きに満ちた世界がまだまだ広がっているのだろうな。