sniff2005-08-09

どのニュースも解散とか、なんとか、そんなことばかり。子どもの喧嘩みたいでウンザリだ。クール・ビズになってから、みんなただの疲れたオッサンにしかみえない。

なかなか家にいることがなくて更新をサボっていると、今日は8月9日。長崎の原爆記念日だ。

先日、長崎を訪れたとき、大浦天主堂の裏に原爆で壊れた昔の天主堂(今あるものは復刻版)のてっぺんの部分が落ちてそのまんま置いてあってびっくりした。すごく地味においてあったけど、一番インパクトがあった気がする。


おととい、妻は大学時代の友人と福岡へ松田聖子のライヴへ。市内で落ち合って、一緒に行くというので市内まで妻を送って、そのあと髪を切って、ちょっと街をブラブラする。いつもより長い時間、古本屋やCD屋を廻るが、なんとなく気が散っちゃって、「あー、欲しいと言えばどれも欲しいものばっかしなんだけど、最終的にこれだ、と決められない」感じで、結局何も買わずに日が暮れるまで、ただただ街をブラブラ漂う。
まぁ、そういう時もある。きっと買い物というよりは、別のモードが入っていたのだろう。「街ブラブラ・モード」とか。


何だか、日が暮れていく街を一人で歩いていると、学生時代とか、そういうちょっと寂しくて辛い時期の感覚を思い出す。でも、それ自体は悪くない。そういう、ただそういう年頃だったというだけの理由の、意味も無く寂しげな気持ちは今でも間違いなく自分の核の一部なんだろうなぁ。
まぁ、ちょっとネクラだけど、そういう暗いところを否定してもしょうがない。


きのうは午前中、やっぱり一時間ほど走ってから、お昼に「源来軒」の中華丼を食べて、妻を迎えに再び市内へ。

待っている間、僕が名ばかりのOB会副会長をやっている大学時代の部活をひやかす。
練習場はいるだけで際限なく汗が出ていく温度・湿度ともに最悪な場所なので、ここに来るときは着替えが必須だ。でも、はっきりいって、ここにいるだけで確実に寿命が縮む。

現役が休憩しているあいだ、ふだん考えている、あるいは新しく思いついた身体の使い方や足を出す角度などをいろいろ考えながら一人で練習。ときどき立ち止まってはしばらくの間、床と見つめ合ったり、ブツブツいったり、傍目にはちょっと気持ち悪いヤツだったかもしれない。


今日は暑中見舞いハガキを作る予定。