sniff2005-09-24

近所の美術館で作家本人によるギャラリー・トークがあるというので朝から出かける。
絵画と音楽性の関係、感情と線、質感の話など、ても興味深いものがあった。

いつの頃からか、「なるべく感情は出すまい」とか、「感情的な表現って重いよね」って言う感じで、より軽いもの、より乾いたものを求めていた。

でも、「作品に感情が宿る」ということ、あるいは、もしこの言い方が気に食わないのであれば、「一つ一つの文字、文章、線に、その人の存在がかかっている」ということは、軽いとか重いとか、ウェットかドライかという、そんなレベルの問題ではないはずだ。


朝は窓を開けていると風が冷たくて、思わず窓を閉めてしまったが、昼になると真夏のような暑さ。入道雲まででている。

先日、ある人からメールが。今度の会議についてのものだったが、事前調整もせずにいきなり日程を変えるのも甘いが、戦略が無さすぎて、見てるこっちが不安になる。
本人たちはいろいろと段取りしたり、事前に話をつけたりしているつもりなのだろうけど、なんだか「大人ごっこ」みたいで気持ち悪い。

ほんとうに些細なことかもしれないけど、事後承諾を求められるのって、本当に嫌だ。「どうせ君も賛成するんでしょ?まさか、反対なんかしないよね?」と言われているようで、ずいぶん馬鹿にされた気分になる。