最近、確実に背中の筋肉が強くなった。へたすると一日中ぼっちゃんを抱いているからかもしれない。しかも、抱いているときは立つか、歩いていなければならず、ちょっとでも止まったり、座ったりしようものなら、「立っとけっ!」とばかりに怒りのグズリ戦法。

しかも、立っている時はなぜか爪先立ちになってしまう(そのほうが動きやすい気がする)ので、足への負担も大きいが、筋トレの一種と思ってしまえばなんとかなると思ってしまう自分はちょっと狂いはじめている気がする。

きょう開発したのは、ぼっちゃんを抱いたまま床に座って、上体を床との角度45°でキープして、腹筋を鍛える要領で上体を上下させる「ぼっちゃん腹筋」。

アホだ。


今日もふたごたちに遊んでもらった。

時々思うのだが、ふたごには、ぼくはきっと見えてないと思う。父親でもなくじいちゃんでもなく、自分たちのお母さんの妹のダンナ。かなり微妙なポジションだ。
何が微妙かというと、ふたごたちにとっては、見た目は一応「オトナ」なんだけど、父親のように叱ったり、諭したりするオトナほどしっかりしたオトナではない。なんとなく頼りない。でも、なんとなく、意味はわからないけど、いる。

そりゃもちろん、「ホッチキス〜これ開けて〜」とか言ってくるが、そのときはふたごにとっては端的に「開けるひと」だ。

公園に行く時も「一緒に行って、迷子にならないように連れ帰ってくれるひと」だ。

押入れに上がりこもうとするとき、ちょっと抱えあげるときも、「上に持ち上げるひと」だ。

つまるところ、「ザ・黒子」だ。

まあ、でも、そんな感じでいいと思う。僕のイメージとしては「たまの親戚の集まりに行くと、たいていいつもいるおじさんなんだけど、なんだか意味がわからなくて、しかも、挨拶に行くと酔っ払ってて寝てる。でもそのおじさんが帰ったあと、座っていた座布団にふたごのお年玉がおいてある」みたいな。

よくわからないが、今後もふたごたちとこの微妙な距離感をたもったまま仲良くできたらな、と思う。