ぼっちゃん券。

4月15日(土)雨
空港上空も厚い雲に覆われ、われわれが乗る飛行機も遅れる。すわ欠航かとも思われたが、10分遅れでなんとか出発。ぼっちゃんはじめての飛行機の旅は妻の姉夫婦が住む神戸。

往復のチケット予約もすべて、義兄さんが手配してくれた。義兄さんは飛行機や電車が大好きで、日本中の路線や航路、車両の車種や飛行機の種類までいろんなことを知っているので、どこの飛行機会社がどんな割引でどれだけ安いかとか、どういうサーヴィスがあるかとか、とにかくものすごく詳しい。われわれ夫婦はほんとうにそういうことにはウトイので、ほんとうに助かる。
チェックインしたとき、ぼっちゃんもぼっちゃん券(幼児券)をもらった。なんか本格的だ。

飛行機の中で泣き叫ぶんじゃないかと思っていたけれど、おしゃぶりをくわえさせていると(もともとは高度が変化して耳がキーンとならないようにと思ってたのだが)、意外とそれが効いてか、到着までほとんど熟睡。あまり空を飛んだという自覚はないかもしれないが、とにかく無事に神戸空港に到着。神戸空港は今年の2月に開港したばかりらしく、なんとなくまだ真新しい。

神戸もやっぱり雨。義兄さんとふたごたちが迎えに来てくれる。雨の降る神戸の町を眺めながらふたごの家へ向かう。いくつかのトンネルと、いくつかの埋立地を通って、車はやっともともとの陸地へ入る。海の方から神戸の町を見ると、街の背後に雲に見え隠れする大きな山があった。神戸も山と海に挟まれた街だというか。途中、東灘区という文字が見えた。震災のときはこのあたりも大きな被害が出たのではないだろうか。このあたりは歩いているとよく慰霊碑だとか供養塔に出くわすと義姉さんも言っていた。

いつも旅行に来て思うことなのだが、来る前にもっとその土地のことをいろいろと勉強してくればよかった・・・と思う。地名の由来とか、どんな川があるかとか。

しかし、神戸といえば、やっぱりお菓子、スイーツだろう。今回はスイーツの名店を巡りたいと思いつつも、下調べまるで無し。