あけましておめでとうございます。

何年ぶりかに福袋を買いました。しかも文房具福袋。1000円。通学カバンによさそうなバッグや、今年のダイアリー手帳を手に入れることができました。

昨年は思いっきり沈んだまま更新が滞ってしまいましたが、それはそれとして、
今年も、今年こそ、わが道を歩んでいこうと思います。

その手始めにというわけではないのですが、今年はほとんど年賀状を書きませんでした。

いえ、「書けませんでした」というほうが正確でしょう。

ぼっちゃんやら大掃除やらに振り回されて、結局、1月2日の深夜に10枚弱書いたっきりです。

でも正直なところ「書けなかった」のか「書かなかった」のか、自分でもわかりません。
前回の日記と関係することですが、「しょうもない人間関係を断ち切りたい」という無意識な願望が働いたのかもしれません。


初夢と呼んで良いのかわかりませんが、今朝、こんな夢を見ました。

その部屋は学生時代に僕が住んでいたアパートの、僕が住んでいた部屋の真上に位置しています。

ところでこの部屋が夢に出てきたのは今回が初めてではありません。確かに、「見覚え」のある部屋で、その部屋へ引っ越してきた夢を見たことをよく憶えています。

夢の中とはいえ、なぜ学生時代に住んでいたアパートの、しかも自分が住んでいた部屋の真上に引っ越さなくてはならなかったのか。

確かに、実際、僕は大学は出たものの、一時は就職浪人として一家の不良債権として生きていた時期がありました。
その後ある会社に就職。
その会社というのが僕が通った大学と同じ県、同じ市内にあったので、ふたたび大学時代を過ごした街へ舞い戻ったという経緯がありました。

もしかしたら、この一連の夢のシチュエーションはこうした経緯を反映しているのかもしれません。ただし、実際には同じアパートに住むなんてことは無く、職場にほど近い会社の寮(といっても、会社の持ちアパートの一室。他の住人は会社とは無関係な人たち。なぜか外国人が多かった。)に住んでいました。

閑話休題。最初の、つまりその部屋に引っ越した夢のなかで、とにかく僕は学生時代に持っていたものを部屋に持ち込みました。本も、服も、CDも、写真も、手紙も。なぜかブラインドも開かない、灰色の、埃っぽい、ジメジメした部屋でした。しかし、荷物を運び込むだけ運びこんで、結局僕はその部屋にはほとんど住んでいませんでした。荷物も紐を解かれること無く、風呂の浴槽にまで置かれたたくさんの荷物は、ずっとそのまま捨て置かれたままになってしまいました。

そして、その夢を見てから何年もたった今朝。夢の中で僕はふたたびその部屋のドアを開きました。
部屋はあいかわらず暗く、埃っぽく、灰色でした。

そして、僕は部屋の掃除を始めました。

「もう何年も使っていないものなんだ。もう自分には必要ないんだ。」そう言って荷物を、それも人からの手紙やハガキ、写真をまずどんどんゴミ袋に入れていきました。とにかく、どんどんモノを捨てだしました。

そこで僕は目が覚めました。あまりにリアルな感触の夢だったので、起きてからもずっと「あの部屋の家賃って、ずっといままで知らず知らず払っていたのかな?自動引き落としか何かで?もしかしたら、まだ解約手続きしてなくて、今こうしている間にも引き落とされたりしてるのかな?」なんて考えが頭から離れませんでした。

でも、何だか象徴的な夢でした。