金曜日。

ぼっちゃんを迎えに行くと、保母さんが「今日、初コケです」というので何かと思うと、ぼっちゃん、坂でコケて鼻をすりむいていた。
鼻が高いからですね、と保母さん。

右眉の上のほうに白いものがついている。
保母さんが言うには、砂糖だという。
ああ、なんかお菓子でも食べていたのかなと思っていたら、「このあたりでは打ち身なんかには砂糖を塗るんです。薬を塗るよりもずっと効きます。」とのこと。

なんだか、初めて聞いた話だったが、経験値の高そうな話だったし、たしかに腫れてないし、たぶん良かったのだろう。


土曜日。

ぼっちゃんを保育園(土曜日だけは別の保育園で集合保育)に送っていったあと、ガンガン本を読む。メルロ=ポンティの『行動の構造』の原書“La structure du comportment”をとにかくわからない単語は辞書でひくとしても、とにかくスピードをあげて原文を読む。

ふだんは、テキストの文章をノートに書き写して(この段階も結構、書道でいう臨書みたいで(?)気持ち良い。)格や人称変化、時称なんかを書き込みながらやるのだが、ちょっと気分をかえて。

ここ数日の疲れが出たのか、眠くて眠くて、みんな10時前に就寝。(ぼっちゃんはもっと早くに。)