ウニャ子は日に日に顔が変わっていく。生まれた直後の顔の腫れが引いてずいぶんスッキリした顔になってきたこともあるのだが、ジワジワと人格のような何ものかを身に付けつつあるかのようだ。

元旦には、長崎からさっそく友人夫婦がウニャ子の顔を見に来てくれた。長崎組とわれわれホッチキス家の男グループで夜の宮崎の街へ。特殊浴場街*1をぬけて、道端の猫の死骸をなるべく見ないようにしながら、地鶏炭火焼の「丸万」へ。


翌日はチキン南蛮を目指すも、すごい行列でたどり着けず、宮崎のセルフうどん屋も店休日(正月だからあたりまえといえばあたりまえだが)で、けっきょく街中のラーメン屋へ。でも意外と美味しかった。そういえば病室でミニカー戦争からお年玉の袋戦争、そして何かもうわからない戦争になって、ぼっちゃんが一人でほとんどパニック状態で泣き叫んでいた。彼もいろいろと我慢していてつらいことがあったのだろう。
写真は、まだ日が暮れる前の「夜の街」を疾走する男子二人。


ふたごたちとサーカスも見に行った。

そのふたごたちも、さんざん僕をいじって帰っていた。6歳とはいえ、関西のノリについていくのはけっこうきつかった。休みの間、彼らに「トマト」と呼ばれていた。僕の下の名前が「と」で始まるからだ。

今日は市役所へ出生届を出しにぼっちゃんと二人でバスで行き、そのあと、宮崎駅に行って電車に乗り、空港へと乗りつける。レストランで飛行機の離着陸を男二人で見ながらラーメンを食べて、また同じように電車、バスを乗り継いで帰ってきた。このルート、楽しいかもしれない。
さすがに疲れたのか、ぼっちゃんも今日は7時前にご就寝。

*1:わざわざ行ったのではなく、産婦人科がこういう土地の真ん中にあるのだ