結局1ヶ月もブログを放置してしまった。まぁ、特に更新を待っているファンがいるわけではなし、きわめて個人的な防備録なので一ヶ月だろうが二ヶ月だろうが、どれだけ放置しようがそれは僕個人の勝手なのだが、それにしても一体ブログを書くということが果たしてどういうことなのか最近よくわからない。

それにしても、この一ヶ月いろいろあった。

ひとつは、会社をあげて計画してたプロジェクトが頓挫したことだ。別にそれで金銭的な損害がでたわけではない。むしろ、そのプロジェクトが実現するなら、会社から手出しすらしなけらばならなかっただろうが、とにかく、なくなってしまった。

視察から企画、立案までずっとかかわっていただけに、「うちでは出来ない」ということが決まって、少なからずショックを受けた。しかも、理由がかなりショボイ。相手側へ掲げる理想にもコンセプトにも大いに賛同していたが、選考委員会の言い草にははっきり言って失望した。というか、「あ、こいつらの先が見えた」と思った。そういう意味では、今後かかわりが無くなったことは後になって考えてみると良いことなのかもしれない。

来月からの非常勤、使うテキストで悩んでいる。
対象学年が大学2〜4年生。いきなり原書購読とかはさすがにイジメだろうから、もちろん邦訳を使うのだけれど、候補が2,3あって、ちょっと迷っている。
あと、授業がはじまったら、毎時間の最初に「最近読んだ本」の紹介をしようかなと思っている。ジャンルは哲学に限らず、でも学生が手を出しやすい、新書ものなんかを毎時間最初の10分ぐらいで紹介して、最後にレポートの課題として、それらのうちから一冊選んでそれについて原稿用紙3枚以上・・・とかちょっと考えているが、そんなこと考えていると、いろいろ不安だけれども楽しい。

紹介本リスト(案)

スピノザの世界―神あるいは自然 (講談社現代新書)

スピノザの世界―神あるいは自然 (講談社現代新書)

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)

増補 虚構の時代の果て (ちくま学芸文庫)

増補 虚構の時代の果て (ちくま学芸文庫)

アルチュセール全哲学 (講談社学術文庫)

アルチュセール全哲学 (講談社学術文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)

ナショナル・ストーリー・プロジェクト ? (新潮文庫)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

理性の限界――不可能性・不確定性・不完全性 (講談社現代新書)

戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)

戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)

翻訳夜話 (文春新書)

翻訳夜話 (文春新書)

・・・一体何がしたんだ?というリストになってしまったが、実際に始まってみると大幅に変更の可能性あり。っていうか、哲学の本少なすぎwww