気づくと新年度も2週間あまりが過ぎた。仕事場では来月の役員会や総会の資料作りや会議の弁当の手配など、まぁ、あいかわらずといえばあいかわらずな日々。

決算報告もしなければならないので、ここ数日は通帳や伝票とにらめっこ。領収書が見つからない案件がひとつ・・・。えーと、どうするのかな?

変わったことといえば、昨日は非常勤講師としてはじめての授業。前の晩は緊張しすぎて夜中に不思議な気配を感じたり、金縛りにあった。誰か応援に来てくれていたのだろうか・・・?

授業とってもゼミ形式なのだが、どういうかたちであれ、一人も学生が来ていなかったらどうしよう・・・などと弱気になっていて、演習室のドアを開ける勇気がなかなかなかったが、とりあえず入ってみると5人もいてちょっと一安心。あとからもうひとり遅れて入ってきて、全部で6人。まぁ、演習だったら、これぐらいの人数がちょうどいいのかもしれない。

最初の時間なので、単位についてや授業中の約束事、そして自己紹介など、ほとんどガイダンスのような流れで話す。最初だからガイダンス程度にして早めに終わろうと思っていたら、気づくと残り時間は10分ほど。90分って、意外と短い。
ある作品が芸術と呼ばれるのはどうしてなのか、とか、人間に意思の自由はあるかとか、あまり本筋に関係が無い(ということはないか・・・)話をダラダラとしているうちにあっという間に時間が経ってしまった。

しかし、なんとなく感じはつかめた気がする。とりあえず来週はもっと大枠の話でみんなに見取り図を与えるようなことを話したいと思う。学生が懲りずに来てくれていたらの話だが・・・。