朝の4時まで本を読んでしまって、朝起きたらもう11時過ぎていた。

なんとなく積み重なったCDのなかで目にとまったのだが、今日のようなうまく乗り損ねたボサーっとした日にものすごくピッタシでなんだか気持ちよくなってしまう。溢れる歌心と湧き上がる疾走感。

ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」

ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調 作品68「田園」

このCDは賛否両論巻き起こしたが、思いがけず彼の遺作になってしまった。

この演奏を聴くまで、ベト6っていまいちよくわかんなくて聴いてるうちによく寝てしまっていたのだけれど、このCDを聴いて初めてこの曲の良さが分かった気がした。

ありがとう、カルロス。

クライバーは結局ベートーヴェンのシンフォニー全集も完成させずに(もちろん完成させようなんて気もなかったんだろうけど)逝ってしまった。
彼の9番というのは今のところあまり興味はないが、カルロス・クライバー指揮の第3番エロイカ交響曲は聴いてみたかった。

どこかの国の放送局にテープがあって、海賊盤でもいいから聴けたらいいな。(たぶんないだろうけど)