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朝になると車が雪に埋もれていた。

ふと足元に目をやると、明らかに人間以外の生き物の足跡。

南国にある妻の実家のケーブルテレビでみた『戦場のメリー・クリスマス』を思い出してサントラを大音量でかける。久しぶりに観たけど、「あの曲はこんな場面で使われていたのか」と新鮮だった。

戦場のメリー・クリスマス

この冬の国に戻ってからというもの、ずっと雪に閉じ込められている感じ。
しかし、午後からすこし青空が見えてきたので買い物へ。車を雪の中から掘り出すのが面倒なので歩いていくことにした。

マフラーにダッフル・コートを着込んで、手袋を嵌めて、ipodでグールドのゴールドベルグ変奏曲（81年盤）のアリアをリピートで聴きながら、雪の中をザクザクと歩く。今日は陽が差しても気温が上がらず、なかなか雪が溶けない。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)

帰った来た日にレンタルしたカラヤンのクリスマスアルバムをついでに返しに行く。
ぼっちゃんと離れ、ひとりでクリスマスアルバムを聞いても寂しいだけだった。そんなこと借りる前に気づけっつーの。

アヴェ・マリア

そして、またCDを借りて、夕飯の材料を買って帰る。今日の夕飯は麻婆豆腐をオン・ザ･ライス。