明らかにドボドボドボ

なにやら梅雨らしい天気。こうも降ってはぼっちゃんと散歩に行くわけには行かないだろう、では男2人で一つ屋根の下で一日どうすごそうかと考えていたら雨があがったようなのでぼっちゃんをスリングに吊るして、傘を差して近所の神社まで散歩。

雨の神社もなかなか風情があるかもねとぼっちゃんに話しかけるも、ぼっちゃんは川の音や雨の音に反応しまくり。

お清めの水で手を洗おうとしたとき、ところでその水の出口は龍の形をしているのだが、晴れの日よりも明らかに水の勢いがすごい。いつもは龍の口からチョロチョロチョロという感じなのに、きょうは明らかにドボドボドボだ。なんか龍もいつもより強そうに見える。柄杓を取ろうとしたとき、水の中に何かいる・・・。あっ!またカニだ!いそいで携帯のカメラで撮ろうとしたら「バッテリー不足」でカメラ作動せず。残念。

うちの水は山からの湧水がそのまま水道をつたってきているので、今日のように大雨が降ったりすると水にすこし砂が混じったような、濁った感じになる。その濁った水でスパゲティを茹でる気にならなかったので、JAに行ってお弁当を買って昼食。

昼食のあと、ぼっちゃんはガックリとお昼寝。うまい具合にフトンに置けたのでその隙にフランス語の復習。ちょうど調子が出てきたところでぼっちゃんがお目覚め。

バルトの楽園』という映画が最近気になっているので、ベートーヴェンの第9シンフォニーの第4楽章を鳴らしながらぼっちゃんと遊ぶ。

SYMPHONY NO. 9 D MOLL OP.

SYMPHONY NO. 9 D MOLL OP.

ちょうど曲が終わったころにぼっちゃんも飽きてきて、抱っこするとまたお昼寝。そして定番の抱っこ寝んね。ときどきムズムズと動くぼっちゃんを揺すりながら『カラマーゾフの兄弟』を読む。酔っ払ってなじり合いしていたかと思うと急に話題が神の存在の問題になったり、ほとんどいつも誰かが叫んだり怒鳴っている。そういえばロシア小説ってこんな感じだったよな、とふと思う。