ガッツリ食っとけや！

きのうとうって変わって朝からすごい雨。

ぼっちゃんは朝、妻が職場へ行ったあと、すぐに眠りに落ちてしまった。

そのすきにまたフランス語。「この代名詞は前のどの部分を指すんだろう？文法的にはこれだけど、そうすると文全体の意味が通じなくなるような・・・」などとブツブツ考えているといつのまにかぼっちゃんが眼を覚ましてフガッてる。結局一行しか進まなかった。

こういうときはいつも散歩にくりだすのだが、外はあいにくの雨。今日一日、ぼっちゃんと家の中に閉じ込められてしまうな・・・と思っていると雨が上がって晴れ間が出てきたのでちょっと散歩へ。

いつものコースを通って、犬たちにも挨拶をして、ついでに遠巻きにぼっちゃんを眺めていた猫2匹も一瞥、なんてことをやっていたらまた雨が降り出した。さいわい小雨だったしすぐに止んだので助かった。でもまたいつ土砂降りにならないともかぎらないのでいそいで帰宅。

お昼はナスのぺペロンチーノ。今日はちゃんと唐辛子を使った。

今日はぼっちゃんがなかなか寝ない。そして、とうとうお昼から夕方、妻が帰ってくるまで一度も寝なかったので、ほんとうに今日は一日抱っこ＆お外ブラブラ（雨が降っているので玄関のあたり）。しかし、4時半ごろ、もうどうしようもなくなって、ぼっちゃんと車でスーパーに行って夕飯の買い物。ずっと家の中にいたので2人とも煮詰まっていたのかもしれない。

ぜんぜんぼっちゃんが寝る気が無くてテンションが高かったので、いっそのことと思い少し大きめのボリュームでぼっちゃんと遊びながらCDを聴く。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年デジタル録音)

プレイズ・バッハ

高橋悠治のバッハアルバムは初めてきいたとき、録音のせいだろうか、ずっと遠くで弾いているような印象を受けた。でも、その遠くから弾いているというスタンスは同時にバッハに対してでもあり、作品に対しても、あのミケランジェリの鬼気迫る演奏が印象深い「シャコンヌ」においても、過剰な意味づけを避け、言い方によっては解析度と透明度の高い演奏になっているように思われた。すてきなアルバムだと思う。

でも、あとひとつ「ガッツリ食っとけや！」的なものが欲しいという感想を持ったこともまた嘘ではない。

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