キャリアパス

今日は用事で大学へ。
途中、実家によってじいちゃんと妹にぼっちゃんを見せる。
今回は滞在時間がすこし長かったからか、だいぶぼっちゃんもじいちゃんに慣れたようだ。帰り際、ぼっちゃんはじいちゃんにもニコッとしだした。その調子で、これからも頼むぞ、ぼっちゃん。

その後、妹も一緒に車で福岡市内へ。


博士課程を対象とした「キャリアパス多様化ガイダンス」というものに出席するためだ。
入り口のところで同じ研究室の人とあう。ああ、久しぶり、と声をかけあって席に座り、ザーッと手渡されたパンフレット見た後、2人ともなんとなく顔を見合わせて「なんか、僕らには関係なさそうだね・・・」というような微笑を交わす。

キャリアパス」という聞いたことない言葉をみた時点で、はてなマークが17個ほど頭の周りをクルクル回りだしたが、そうこうしているうちに「研究者はビジネスマンになれるか」というタイトルの講演が始まった。

関係ないと思って聞き流すこともできたけど、せっかく来たし、それにそういう話を聞く機会というのもなかなかないので、自分の場合にどう応用できるのかを考えながら話を聞く。
思いがけず、なるほどそうかと思うこともあり、逆にそうかと思うことがないとやってられない。ひとは学ぼうとするときにこそ何かを学ぶものなのだ。たぶん。


研究室のひとと建物の出口で分かれて、地下鉄を使って天神へ。妻と妹、ぼっちゃんと合流する前にタワーレコードに一直線、探していたCDを買って、三人がいる三越地下のPAULというパン屋の喫茶コーナーへ向かう。

買ったCD

マーラー:交響曲第9番

マーラー:交響曲第9番

音源は同じだが、僕が買ったのはNAXOSというレーベルから出ているSPレコードからの復刻盤asin:B0000687SM。妻に「なに、このノイズは?」と言われたけど、1938年の録音だからしょうがない。


妹は6時から人と約束があるのでそこで別れる。
僕はちょっと丸善に行きたかったので、ぼっちゃんたちにも付き合ってもらう。
丸善が入っているビルは古いので、ほんとにバリアフリー・レスだ。ベビーカーで移動する身としては階段や段差が多くてつらい。まぁ、それはそれとして、久しぶりに本屋らしい本屋の空気を吸うことができてちょっと頭がボーッとなる。本を一冊購入。

バタイユ (学術文庫)

バタイユ (学術文庫)

以前、「現代思想冒険者たち」のシリーズで出ていたもの。


帰りは嵐のような豪雨。ときどきワイパーが利かないぐらい激しい横殴りの雨のために前が見えなくなる。それでもなんとか大砲ラーメンに到着。結局雨の勢いが弱まることはなかった。

大砲ラーメンでは、妻はラーメンのおにぎりセット、ぼくは昔ラーメンの(大盛り)のおにぎりセットを注文。大盛りもわるくないけど、やっぱりレギュラーサイズをちゃんとい意識を集中して食べた方が良かったかな、と食べた後思った。でも、美味しかった。やっぱり食べているあいだの記憶がない。
今日の替玉は、もちろんいつも固麺を注文するのだけれど、まだ面同士がくっついてほぐれてないぐらいに固かった。かなり好みな固め。小確幸だ。

そして、ぼっちゃんにも大砲の麺を何本か食べさせてみる。ぼっちゃん、ついに大砲デビュー。

家に着くまで結局、雨の勢いは弱まらなかった。
もう眠くて運転できなかったので、高速を降りたところで妻と運転を変わってもらった。