鹿の絵はがき
今日は福岡市立美術館へ「横山大観展」を観に行く。
朝10時出発してスイスイと渋滞もなく、1時間半ほどで到着。
あんまりスイスイだったからか、エアコンを使っていたにもかかわらず赤サク号の燃費の表示が16.5k/ℓという数字を出した。
「横山大観展」・・・。
日曜だから当たり前だけどすごい数のお客さんで絵も見えないし並んだ行列も進まない。
なんだか横山大観の絵をみたというよりも、横山大観展に行ったという感じで不完全燃焼。
日曜日なのでこうなることはなんとなくわかっていはいたのだが、まぁ、しょうがない。
でも、入っていきなり有名な『屈源』がドカーンと鎮座していたり、『夜桜』などの超有名作が並んでいた。でも、いままで教科書や図録で何度も見たことのある作品なだけに、逆に本物を目の前にしているというリアルな実感が持てなかった。どこまでも追体験というか・・・。
作品をまじかに見ると(みる前のイメージではササッ、ザーッと書かれてあると思っていたが)、それがたとえ筆の一刷きであってもきっちりと細かいところまで気を抜くことなく描かれていて、そもそもこの人の技術はもはや細部をおろそかにするということができないまでに作品全体を把握しているのだろう。
帰りに妹から頼まれた絵はがきを四枚ほど買い、自分用に鹿の絵の絵葉書を買う。
その後、天神に寄って、僕はぼっちゃんを妻に任せて丸善とタワーレコードを駆け足で巡る。
買いたい本があったが、財布に2000円しかなくて買えなかった。
帰りに実家に寄る。ぼっちゃんを妹と父に久しぶりに対面させる。
家に入って二人に会った瞬間に泣き出したぼっちゃんだったが、居間で妹が買ってくれていたケーキを食べることにはだんだんと馴染んできたぼっちゃん。
じいちゃんたちにつかまり立ち、つかまり立ちから座って再びつかまり立ち、つかまり立ちズリズリ移動、超音波級叫び声など、いろいろな得意技を見せだすぼっちゃん。
みんなで近くのビール工場併設のビアレストランに行く頃にはすっかりじいちゃんとも打ち解け、ぼっちゃんもご満悦。
僕は工場でき立て生ビールを飲む。
買えなかった本。
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