DNA
最近、ぼっちゃんがなかなか眠らなくなった。
もちろん、寝るときはスコーンと寝るのだけれど、明らかに「体力がついて少々の眠気なら吹き飛ばしまっせ」状態だ。
以前は午前中も9時ごろに寝て、そのあいだ僕は本を読んだりできたのだが、このところ午前中は寝ない。意地でも寝ない。
そのぶん、午後からガクーッと寝るのだけれど、そのぶん今度は夜なかなか寝つかなくて、気がつくと11時すぎていることもある。
これはたぶん、家族総出で「さあ、寝るか」という姿勢を見せないと寝ないのかもと思い、とりあえず家ぜんぶの電気を消してぼっちゃんが眠りにつくまで付き合う。
そしてぼっちゃんがお眠りあそばしたところでムクムクっと起きて、本を読んだり論文のことを考えたりしようという算段だ。
が・・・・そのままわれわれまで一緒に寝てしまって気がつくともう朝方。思わず一日の疲れが出てしまったのかな・・・。
10時ごろに寝てしまって、なんだかとても悪いことをしてしまったような後ろめたい気持ち。なにかの本でM・ウェーバーが「研究者たるもの、夜の1時前に寝るようではだめだ」と言っていたというの読んだことがあってが、そう考えるとなんかすごくサボっちゃたなーという、後ろめたい感じ。
もちろん1時まで起きていても、関係ない小説読んだり、勉強しているとは限らないんだけれども。僕の場合は。
やっぱり気持ちの問題かも。
今日は10時ごろ、やっぱり家ぜんぶの電気を消して寝かしつけていたらなんとかぼっちゃんもお眠り遊ばされたご様子。
ちょうどそのとき電話が。
妻の実家から義父がインターネットでホテルを予約したいんだけどやり方がわからなかったので電話してきたのだ。
10月の7日は3連休の初日ということもあってなかなか空いているホテルがない。
そうこうしているうちに一軒だけ発見。
妻が電話を代わり、画面を見ながら義父に手順を教えていた。
妻「項目の中の愛知県を選んだら名古屋駅とかでてくるから」
義父「でてこんよ!?」
妻「ちゃんと愛知を選んでる?」
義父「選らんどるよ!・・・あっ、愛媛やった!」
ぼっちゃんにもかならず組み込まれているDNA。