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きのうぼっちゃんを保育園に連れて行こうと車のエンジンをかけたとき、ラジオからラヴェルの「ボレロ」が流れてきた。
これから「ボレロ」を聴くたびにこの日のことを思い出す気がする。
今日はぼっちゃんの一歳の誕生日。
あれから一年か・・・。
午前中、ぼっちゃんを送り出した後また一人になってしまったが、やっぱり落ち着かず、洗濯や家の片づけをして、いっそのことと思い、ぼっちゃんの誕生日ケーキを作ることにした。
まったくの初心者だからフワフワのスポンジケーキなんて無理なので、高山さんのレシピを見ながらきび砂糖を使ったパウンドケーキを作ることにした。
高山なおみさんののんびり作るおいしい料理 (SSCムック―レタスクラブ)
- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: SSコミュニケーションズ
- 発売日: 2003/06
- メディア: ムック
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温かいうちにアルミホイルで包み、夜まで待つ。
何かを作るというのは、ほんとうに人間にとって必要なことだ。一瞬でも寂しさがまぎれるから。
お昼過ぎ、ぼっちゃんが妻と一緒に二日目の保育園から帰ってくる。
今日は別れ際に少し泣きそうになったらしいが、それ以後は昼寝もせずにみんなと仲良く遊んでいたらしい。
給食も「こんなに食べさせていいのかしら」と保母さんが心配になるぐらい食べたらしい。だいぶ慣れてきたのだろうか。
1時すぎ、ぼっちゃん、お眠りになる。
たまたまBSで流れていた韓国ドラマ「初恋」を横目に見ながら寝かしつけたのだが、なかなかドラマの行方がきになってきてしまった。
途中からぺ・ヨンジュンさんが眼鏡をかけだして、やっとぺ・ヨンジュンさんらしくなった気がした。それにしても韓国ドラマにおける家族の絆って熱い。
夜になって出来上がったケーキに「小枝」と苺味「きのこの山」で「森と、森に生えているキノコ」のイメージでデコレーションを施す。
そしてぼっちゃんの名前を入れて完成。
ぼっちゃんにお餅を背負わせたり、踏ませたりして誕生パーティーをグイグイ進めていく。
保育園で疲れているところにお餅を背負わされたり踏まされたりで、すっかリ眠くなってしまったぼっちゃん。