ひさしぶりに朝からぼっちゃんと2人。
久しぶりといってもたったの二日ぶりだが。しかも両日ともお昼までだったのだが。
しかし、やっぱりちょっと懐かしいような、新鮮なような。

保育園に行っている間のことは僕にはわからない。今までだったら、ずっと目に見えるところにいて、手が届く範囲にいるのがあたりまえだったが、今はそうではない。(まだお昼までだけど)

ということは、僕があずかり知らぬところで思わぬ成長をしているかもしれないのだ。

きのう妻がお風呂にぼっちゃんを入れれいたら、一緒になったひとたちに「やっぱり保育園に行きだして顔がしっかりした」と言われたそうだ。

まだ二日だろ?しかもお昼までだぜっ?と思ってしまいそうだが、同じぐらいの子に囲まれて、みんなで音楽を聴いたり、遊んだり、それはきっとものすごい情報量の流入だと思う。

ふと気がつくと、ぼっちゃんはもう僕の知っているぼっちゃんじゃないかもしれない。

なぜか2枚目のバガテル集をかけると身体を横に揺らしだすぼっちゃん。
ノッてるのか?

The Glenn Gould Edition: Beethoven

The Glenn Gould Edition: Beethoven


夕方、ぼっちゃんをベビーカーで押して散歩していると、「いつも朝と夕方に散歩していてえらいですね」と親子連れに声をかけられる。むこうは僕を知っているようだ。
子育て者の集まりで会った人だろうか。

それにしても、ぼっちゃんとの日々が始まって、確実に人と話すことが多くなった。
多くなったからといって多少挙動不審なところが変わるわけではないが、それにしても小さい子を連れたお母さんたちに顔を覚えられて、昼寝はどれぐらいするか、ご飯をよく食べるか、なんて話題で話すようになるとは10年前、いや、5年前ですら予想もしなかったことだ。