揃えなければならない書類を書いたり集めたりしなければならなかったのでバタバタしているあいだにまた更新をサボってしまった。
でも、サボったからといって誰にも怒られないのがブログというものの良いところかもしれない。

先週末、長崎から友人家族が遊びに来た。このあいだは双方父子2人のコラボだったが、今回はお互いに家族3人(計6人)勢ぞろいで念願の「彦しゃん」に殴りこみ。
ぼっちゃんたち(2週間うちのぼっちゃんが遅かったが、ほぼ同時期に生まれた。)の攻撃をかわしつつ、肉食獣となる親たち。

今回は相当食ったなーと思ったが、それでも一万円弱だった。瓶ビール(大)4本も開けたのに・・・。


前回の東京学会紀行の続きを記す。

一日目の日程がすべて終わったあとの懇親会で、発表のあと聞きに来てくれた若い学生さんや、他の発表者の人たちといろいろと話す。聞きたいと思っていたのだけれど、ちょうど僕の発表時間と同じ時間帯で聞けなかった人ともいろいろと話す。

東京は大学も多いし互いに地理的にも近いので、大学の垣根をこえての読書会や研究会がけっこうあるらしい。「来週あるんですけど来ません?」と誘われたが、うーん、来週は厳しい。

いろいろな人と話していると、館長の義理の弟の友人だとか、なぜか僕のことを知っている人がいたり、なんだか不思議だ。

ライトアップされたゴシック風の図書館や、小雨の中ぼんやりと点滅する東京タワーの光を見ながらホテルへ帰る。


11月12日(日)

帰りの飛行機の時間が16時15分。
学会の午後の部がはじまるのが3時。なので今回の学会は午前中の発表を聞いたら失礼することにした。

しかし、午前中の部が終わったのが13時ごろ。
ちょと賭けではあったが、三田から山手線で上野に向かい、東京国立博物館であっている仏像展を見に行くことにした。帰りの時間も考えるとそうゆっくりもしていられないが、ブツが僕を呼んでいる気がしてならなかったのだ。

上野駅の、いちばん東京国立博物館寄りな出口から出ようとするとすごい人!やばい、ブツに会う前に混雑で参ってしまいそう。
改札口のところにある前売り券売り場で券を買って、足早に会場へ向かう。

すると途中の国立西洋美術館ではベルギー王立美術館展があっていて、また東京都美術館ではエルミタージュ美術館展があっている模様。
さらに日曜日ということもあって、そりゃ人が多いわけだ。

仏像・・・。

お目当てのブツの前に立ったとき、おもわず鳥肌が立つ。

宝誌和尚像。

あのロラン・バルトの『表徴の帝国』の図録(ちくま学芸文庫では表紙にもなっている)に納められているあのブツだ。

表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)

表徴の帝国 (ちくま学芸文庫)

じっと見ていると、その裂け目がまさに裂けていく運動として蠢いている様で、目が離せなくなって立ちすくんでしまった。

円空も凄い。「素朴な味わいの仏像」というイメージがあったが、ぜんぜん違う。暴力的なまでにエッジ立ちまくり。見ていて鋭さや容赦なさ、厳しさがビンビン伝わってくる。
でも、それが暗黒面のようなグロいものではなくて、こんなに昇華されたかたちで美しく我々の目の前に現るなんて、いったい、人間とは何なんだろう?(なんて漠然とした問いだ・・・)

すこし打ちひしがれて、ふたたび電車を乗り継いで空港へ向かう。

家にたどり着いたのは10時少し前だった。


ケーキ占い http://homepage2.nifty.com/p-apple/cake/
というものをやってみた。

あなたは・・・

何の因果か、あなたはタマゴボーロです(以下ボーロ)。どうもうまく周りの空気を読めないので、気が付くと一人で関係の無い事を喋っていることが多いです。自分をさらけ出すと周りとうまくいかないし、抑えると気付いてもらえません。ふさぎ込みがちで、孤独です。世界は常にボーロの向こう側にあり、ボーロは取り残されたままです。
人を好きになっても相手への気持ちは一方通行のことが多く、報われることは少ないです。でも、相手があなたと似た内向的なタイプのときは気持ちが通じ合うこともあります。状況は厳しいですがチャレンジする甲斐がある、とプラスに考えることもできます。自分にぴったりくる相手とうまくやっていくことはどんなにすばらしいことでしょう。最高の相手をゲットして下さい。


相性

同じボーロと良いです。