きのうで「のだめカンタービレ」のドラマが終わった。
こんなに月9を真剣に観たのは「東京ラブストーリー」とか「愛という名のもとに」以来だ。

千秋くんをやっていた俳優さん、回を追うごとにどんどん千秋くんに見えてきた、というか、もはやそのものになっていた気がする。

このひとは「功名が辻」でも山内一豊の弟、康豊(?)役でも出ていたひとだが、こちらはこちらで、「ああ、一豊の弟だな」という感じだだったし、今回の千秋真一役も「ああ、千秋真一だな」と思わせるものだったように思う。

キムタクは何をやってもキムタクだし、勝新太郎も何をやっても勝新太郎だが、この人はそういうタイプではなく、むしろ役柄の背後にスーッと役者自身が消えてしまうような、不思議と透明なメディウムのようなタイプなのではないだろうか。


山深い町に住んでいると、微妙にクリスマスは盛り上がらない。

もしこれが街に住んでいたなら、入る店すべてに流れているクリスマス・ソング。夢見がちな赤や青の豆電球。街中に踊る「クリスマス・セール」あるいは「クリスマス・ケーキ予約受付中」の文字。そして24日の夕方からだんだん始まるケーキ値引き合戦・・・。

今年はすべてに縁が無い。というか、興味すらなくなりつつある。

そもそも今年はワム!の「ラスト・クリスマス」も一度しか聞いていないぞ、どうしたジョージ?広瀬香美もほとんど聞いてないぞ。
そういえば去年の今ごろは「なぜ織田○二がカバーした歌を聞かねばならんのだ?ワム!で十分だろう!?」と激しく憤っていたが、もはやそんな勢いもない。

そんなわけで今年はクリスマス・ケーキを頼むのも忘れていたので、結局自分で作った。苺が手に入らず(スーパーにあったが、一パック500円は辛い)、結局ドライフルーツやナッツ類をぶち込んだ地味なパウンドケーキ。生クリームも無し。

しかも、「ちょっと寂しいな」と思ってまわりに盛り付けたミカン類が裏目に出た。ミカン星人のぼっちゃんはミカンばかりを欲しがってケーキを食べてくれなかった・・・。

ぼっちゃんはサンタさんからお絵かきボード(砂鉄が集まって絵が描けるやつ)を貰っていた。そして宮崎のじいじとばあばから機関車トーマスのおもちゃと絵本を貰った。


25日になって、いろいろと家の片付けや大掃除を地味にはじめる。
いろいろと懸案だったことを片付ける。

ひとつは、テーブルの下に置きっぱなしの(以前使っていたCANONの)プリンターを片付けたことだ。

今使っているものは館長から貰ったエプソンのスキャナー・コピー・プリントができる複合機。インクも6色で、確かに印刷もキレイなのだが、なかなかコスト・パフォーマンスが厳しい。インクの減りも早いし、インクの単価も高い。しかも黒しか使わないはずの文書の印刷でも「イエローが無くなりました」と言い出したと思ったら、本当に交換するまで動かない。

画質はキレイなんだけど、う〜ん、と思って、テーブルの下に仕舞いこんでいたCANONのプリンターを復活させることにした。

写真印刷の画質はたぶんエプソンの方が上だろうけど、黒以外のカラーインクが無くなってもカートリッジごと抜くと、なぜか「インク満タン」状態になって黒だけの文書印刷を続けることができたり、好きな具合の薄い字で印刷できたり、CANONのプリンター微妙に器用な使い方ができる。

大事な写真はエプソンで、大量に印刷しなければならない文書類はキャノンで、というふうにやっていこうということで、プリンターを置くのにちょうど良さそうな二段ラックがあったので、上にエプソン、下にキャノンを置くことにした。

なんだかこれだけで部屋がすっきり。いままでは何だったんだろう?

しかし、年賀状のことはまだ何一つ手をつけていない・・・。