昨日の朝、いつものようにぼっちゃんを保育園に送ったあと、小1時間ほどジョギング。
家に帰り着くとほぼ同時に保育園から電話が。

ぼっちゃんが熱を出したらしい・・・。

「なんだか子どもを保育園に通わせている親っぽいなぁ」と思いながらすぐさま保育園へ車を走らせる。

熱があるというものの、やっぱり給食だけは完食。
保母さんたちも「食欲があるから具合が悪そうに見えない」と口々に言っていた。
そういえば僕も、もともと肌の色が黒いので、どんなに病気気味で、ぐったりしていても、「おまえは顔色が青くなるとか白くなるとか、そういう変化がわからないから病気に見えない」とよく言われた。

それはともかく、しかし、ひとりの保母さんが「ちょっと左のほっぺたがさがっているというか、ちょっと腫れているというか・・・。」と言うのでちょっと見てみると確かにほっぺたが・・・。まさか、これは・・・。

The ・O・TA・FU・KU!!

おっさんぽい顔のクセに「おたふく風邪」といういかにも子どもらしい病気にかかるなんて・・・と心の中でひっそりとツッコミつつ、ぼっちゃんを車にのせて帰宅。
帰る車内でお眠りになるぼっちゃん。

妻が昼休みに帰ってくると同時に目が覚めたぼっちゃん。

妻と相談し、まだ本人が元気がありそうなので、すこし離れているけど評判がいいほうの小児科に行くことにした。

しかし、先生が言うには意外とおたふく風邪の可能性は低く、腫れは風邪からくるもので、むしろ気管支炎っぽくなっていることのほうが気になるらしい。

そしてぼっちゃん、初レントゲン。
ぼっちゃんに関する「初」のものは何でも欲しくなってしまうのだが、さすがに「それって、貰えませんか?」とは雰囲気的に聞きづらかった。(いつか聞いてみようと思う。)

そして、霧がシュワーとでる吸入(自分も子どもの頃やったことがあるので、すこし懐かしかった)を数分して、今日のところは終り。


薬局へクスリを貰いに行くと、働いているのがお姉さんばっかしだったので、がぜん機嫌が良くなるぼっちゃん。
しかもいろいろと説明してくれた薬局のひとが若いお姉さんだったので、とにかくジーッとそのお姉さんを見つめるぼっちゃん。

貰ったクスリのなかに、シール状のもので貼るとシールから薬効成分が染み出し、血管を通って効くというものがった。
へー。今時こんなものもあるんだなぁと思っていると、「気管支拡張剤」の文字が。

なんだか・・・。
僕も子どもの頃ゼンソク持ちだったので、携帯型の、ボンベを押すとシュッと薬液が霧状になるやつを持っていた。
確かにすごく効くんだけど、「これが無くなったらオレって死ぬのかな?」とかちょっと思ったりした。
もちろん、ときどきニュースなんかで問題になるけど副作用もあって、「発作は治まるけど、このせいで死ぬのかな?」なんて不安になったりした。

その後、中学になって剣道部に入って体力がついたからか、その後はほとんどゼンソクの発作もでなくなった。いまではほとんど出ない。

でも、あの文字を見たときに、あのころの不安な気持ちを思い出した。

こんなものを使うはめになってしまったぼっちゃんと、そうさせてしまった自分を思うと、すこし気持ちが重くなった。