今日はぼっちゃんの三種混合予防接種。
給食を食べ終わるのを見計らってぼっちゃんを保育園に迎えにいき、その足で予防接種会場へと向かう。
ぼっちゃんは午前中砂場で遊んだのでジャージに着替えさせられていた。予防接種が済んだら館長の個展を観に街へと向かうため、会場でいったん妻とぼっちゃんを降ろして、着替えを家に取りに帰る。

着替えを持って僕も会場へと入る。
会場は、保育園にぼっちゃんが入る前、月に一回あっていた親子の集いの会場となっていた部屋だった。
来ているのはお母さんばっかりで、この居場所の無さというか、久しぶりに昼間ずっとぼっちゃんをみていた時期の、あの頃の感覚を思いだした。

会場の中では、もしかしたらぼっちゃんが一番大きい子だったかもしれない。
やたらと歩き回って、歩けることを自慢し、保健士のお姉さんに視線を飛ばし、隣の赤ちゃんの顔を覗き込んだり、抱きかかえようとしたり、なんだか妙にアニキ風を吹かせるぼっちゃん。

やっぱり保育園に行ってるだけあって、たくましいなぁ、と思った。


いままでは経口接種だったりしたけど、今日はとうとう本格的な注射針による予防接種。

針がプスッと刺さった瞬間、ぼっちゃんは「えっ?」って顔をしたが何が起こったのかまったくわかっていなかったようだ。そしてだんだん、よくはわからないけどえらい目に遭ったということだけがわかってきて、注射が終わったぐらいに泣き出した。

でも、よく頑張りました。


会場を出て一路、街へ。
途中、オート・バックスに寄って車のオイル・フィルターを買う。

街へついた頃にはぼっちゃんはすっかり熟睡。
個展会場のギャラリーに着いても目が覚めず、しばらく会場のソファーで爆睡。

館長は相変わらず快調だった。
最近買ったというMP3プレイヤーを見せてもらった。ドボルザークのチェロ協奏曲なんかが入っているらしい。

そうこうしているうちにぼっちゃんがお目覚め。
館長に歩く姿を見せることができて良かった。
館長を見るとぼっちゃんは薄笑い。

久しぶりにタワーレコードでCDを見る。
目移りしすぎて、欲しいものがありすぎて、何がなんだかわからなかった。