きのうは朝の8時に家を出発。
なんとしても9時までに高速に乗らなければならない。

べつに、そうなったらETC割引で半額になるというそれだけの理由ではない。前回、長崎に行くとき、約40秒遅れで9時に間に合わなかったのだ。今回はリベンジに燃えて朝の「ぜんまいざむらい」を見終わったら速攻で出発するつもりだった。

・・・が、結局、家を出る準備ができたのはクインテット・プチが終わった頃だった。


それにしても、結果としては9時3分前に高速に乗ることができた。
それでもあと3分かよっ!ギリギリじゃねえか!という感じだが、まぁ、間に合ったからいいんじゃないだろうか。


まずは九州国立博物館伊藤若冲に会いにいく。
途中、道を一本間違えて手間取ったが、なんとか無事に会場に到着。
平日とはいえ、なかなか凄い人の数。
もし日曜だったら、とても身動きできなかったろう。

若冲・・・やっぱりすごい。色彩も造型も筆の走りも。
有名なゾウさんの屏風は思ったより大きくなかった。でも、動物モノというだけで嬉しい。

ぼっちゃんは虎の絵の前にくると「ニャンニャン」と一応反応していた。まぁ、ニャンニャンですけど。

ぼっちゃんは伊藤若冲の絵を見に行ったことなんてきっと憶えていないだろうけど、それでもなるべくそういう機会を共にしたいと思う。

駐車場を出ようとすると、料金が500円だった。
500円はちょっと高すぎると思う。


途中、魔が差して入った寂しい回転寿司で昼食を食べ、今度は市の美術館へ知人の個展を見に行く。会うのは久しぶりだったけど、相変わらず元気そうで良かった。

会場に来ていた他のお客さんのお嬢ちゃん(3歳ぐらい)の子に遊んでもらうぼっちゃん。
お姉ちゃんを追いかけたり、手を繋いで歩いたり、持ってきた積み木で一緒に彫刻をガンガン叩いたり、ああ、保育園で遊ばれ(いじられ)慣れているって本当にいいなぁと思った。

美術館を出た後、しばらく大濠公園を散歩。歩いてると滑り台やブランコが見えてきたのでぼっちゃんと遊ぶ。

滑り台にぼっちゃんと一緒に上っていると、後ろから「ちょっとっ!」とよその子どもに怒られた。僕が邪魔だったらしい。「ゴメンゴメン」と謝りつつ、ぼっちゃんと滑り台をすべる。

保育園児の本領発揮で、よその子にもワリワリ寄っていて顔を触ったりするぼっちゃん。
たくましくてホレボレした。


帰り道、実家によって歩くぼっちゃんを父親に見せる。
ちょうど妹もその日は仕事が休みで家にいたので、みんなで大砲ラーメンへと繰り出す。