今朝、うっすらと雪がつもっていた。

もう今年は一足早く冬も立ち去って、あとは暖かくなるばかりと思っていた矢先の寒の戻りに少々身体がついていかず、靴下二枚履き、室内だけどマフラー巻きでガタガタと震える。

すこし気にすると喉の奥の粘膜が荒れているような、痛いような、そんな気がするが、それはそれできっと何かが経過している途中なのだろうと野口晴哉先生の『風邪の効用』宜しく良い方に考え、なおかつなるべく喉のことは気づかなかったことにしておく。


おとといぐらい、何かのテレビを観ていて、たぶんその内容と関係があったのだろうが「古文書が読めるようになれるといいなぁ。なにかそうう入門書ってないかなぁ」と思っていたら、妻の友人のHPの日記に郷土史研究のカルチャースクールに申し込んだという話が書いてあったのでちょと笑った。


動機は全然違うのだろうが、僕の場合は「昔の人が書いたものを、印刷物や他の人の解釈という仲介物をなるべく抜きにして、読んでみたい」というただそれだけのもので、特に意味はない。そう考えると、ラテン語ギリシア語のことも気になりだした。

年に数回やってくる「語学熱」あるいは「語学ビッグ・ウェーヴ」がまた来たのかもしれない。
波が来るなのなら、乗ろう。

それにしても、急に「○○のことを読もう」とか「○○のことを勉強しよう」という気持ちは自分のどこから湧いてくるのだろうか。

それについては僕がいくら考えても答えを出せるわけではぜんぜんないが、でも、そうした気持ちに押されてグイグイと進んでいき、いつの間にか当該の本を読み終り、いつの間にか夢中で辞書を繰っているという事実があればそれで十分なのかもしれない。

自家発電&自転車操業。でも、トレンドを追っかけたり(っていうか、こういう言い方自体もう死語か)、部の規約がどうのこうのと能書きを垂れているより、ずっと楽しい。


ぼっちゃんの鼻水もだいぶ治まってきた。