金曜日のお昼に保育園から電話が。
なんとなくぼっちゃんが元気がないらしい。

そういえば前の夜もぼっちゃんには珍しく夜泣き気味でなんだか苦しそうだった。

元気がないとは言うものの、やっぱり給食は完食。しかももう昼寝してしまいそうなので、とりあえず昼寝から起きたぐらいに連絡してもらって、それから迎えに行くことになった。


が、なんとなく待ちきれなかったので、連絡が来る前に妻(昼から休みをとった)と保育園へ。
保育園に着くと、ちょうどぼっちゃんも起きたところだった。おやつのふかし芋が配られている最中でぼっちゃんには申し訳なかったが、そのまま車に乗せ、病院へ。

病院にいくと、たしかに鼻水も多くて風邪気味なのだろうけど、心配はないとのこと。
毎回同じことを言われている気がするが、まぁ、よかった。


土曜日の午後ぐらいには、すっかり元気になったぼっちゃん。まだすこし鼻水がでるけれど、それでも、ぜんぜん身体から発散するエネルギーがちがう。やっぱり体調がわるいとひとまわり小さくなってしまうが、元気になるとふだんの1.5倍ぐらいの大きさになって、多重まで重くなったようだ。


家の前で、偶然に町の月一子育てサークルでよく会っていた子とそのお母さんに会った。
住んでるところはすごく近いのだけれど、ぼっちゃんが保育園に行きだしてからはその子育てサークルに行っていないので、ほんとうに久しぶりだった。お嬢ちゃんも大きくなっていた。むこうのおかあさんもうちのぼっちゃんが歩いているのを見てびっくりしていた。

ぼっちゃんとお嬢ちゃんがなにやら交信しているあいだ、例の子育てサークルの話を聞くと、もうずいぶん顔ぶれが変わってしまったらしい。対象にしているのが一歳半ぐらいまでなので、その頃それぐらいだった子達がもう来なくなって、そのかわり新しい赤ちゃんがドンドン入ってきているらしい。

町が子だくさんなのは嬉しいが、実はこんどこの町唯一の総合病院から産婦人科が無くなり、さらに今年いっぱいで小児科もなくなるらしいという話をそのとき聞いた。

産婦人科も小児科もない町って、なんだかそれだけですごくさびれた感じがする。しかも妊婦や子どもがいないからという理由ではなく、利益があがらないからという理由でそうなるぶんよけいだ。


日曜日にはもうすっかり元気なぼっちゃん。
近所の子たちと広いところで遊ぶ。一番小さいので一緒にボール遊びなんかはできないが、それでもワリワリと子どもの群れのなかに入っていくぼっちゃん。

そのあいだ、庭に自然にできた大根を掘る。
以前、隣の先生に「これは大根だよ」と言われていたので掘ろうとしたら、そのときは地面が凍っていて掘れなかったのだ。


一つだけ大きなカブのようなものがあってビックリしたが、あとのは「大根」というより「根」という感じだ。

久しぶりに土をさわった。

それにしても、大根って自然に出来るものなんだ。


テレビで一回だけ短いヴァージョンを見たことがあるが、この長いヴァージョンはテレビでは見たことがない。