きのうは夜の10時からNHKYMOの特集があるという情報を教えてもらい、夕食とお風呂を早めに済ませて、すでに眠りに落ちたぼっちゃんの傍らに座してテレビの前で定刻を待つ。

もちろん録画。でも、最近うちのテレビデオは調子が悪くて、再生や録画中に何度も止まってしまうのでリモコンを片手に、画面に「停止」と表示されるやいなや人生最高の反射神経を使って録画ボタンを連打。たぶん後で見直したとしてもブチブチ切れまくっているだろうけど。

ただ、もちろんリリー・フランキー自身に恨みはないし、本人の責任でもないのだが、テレビも雑誌もリリーさんを使いすぎではないだろうか。

1993年。僕が大学に入った年にYMO再生で、そのとき買った『テクノドン』は、あの頃の記憶のBGMのひとつだ。でもそのときの再生については、なんだか見たことない人たちが群がってきて話が大きくなってしまって・・・と述懐していた。以前、当時の再生ライブの映像を見たときも、なんだか変な力が入っているような、本当にやりたいんだかどうかわからないような複雑な顔を三人がしているような気がしたことを思い出す。

でも、近年、SKETCH SHOWと教授のコラボ、HASのライブなんかを見ていると、以前と比べるとぜんぜん自由に楽しくやっている感じがして、3人が3人でやりたいときにやりたいことをやればいいわけで、別にYMOという名前のくくりにこだわらなくても全然いいんじゃないかと思った。

でも3人あつまるとすぐ「YMO再結成か?」なんてマスコミが騒ぎ出すので、それもうんざり、ということが本人たちにはあるのかもしれない。

それはともかく、なんといっても「ライディーン79/07」の演奏が、なんか鳥肌たつぐらい素晴らしかった。


空手バカボンによるライディーンのカバー。歌詞は大槻ケンヂ