宴のあと。

週末にかけて長崎からぼっちゃんの同級生とその父母が来訪。
夜はお決まりの「彦しゃん」で焼肉三昧。

途中、結婚式のDVDを見たり、このあいだのYMOのDVDを観たり、そうこうしているうちにむこうのダンナが撃沈。自分もいつ寝たのか覚えていない。

次の日は雨と霧の中を別府へ向かう。
由布院は玉の湯(宿泊は一泊3万円ぐらいから)のパブリックスペースにある山菜料理 葡萄屋でランチ。2500円とすこし値は張るけど、味も、店の雰囲気も、店の人たちの雰囲気も、説得力がある。女性陣はプラス500円で汁物を辰己芳子先生のレシピによる命のスープに代えてもらう。うみたまご。温泉。アジ刺身。前日から飛ばしすぎて夕飯後、あえなく撃沈したのが残念。


翌日は別府地獄めぐり。
鉄輪温泉あたりにある地獄密集地をまわる。
残念ながら、ぼっちゃんは向かう車の中で撃沈。

地獄を後にして、一路大分市内へ。
県庁の裏にある郷土料理のお店「こつこつ庵」に連れてきてもらう。

外観にちょっとビビった。
せっかく大分にきたので、とり天(鶏の唐揚げではなく天ぷら)を食べる。
ぼっちゃんはここのだご汁に激はまり。美味しいものとそうでない物では明らかに態度が違いすぎる。正直すぎる。家ではあまり見ることができないほどの食べっぷり。だご汁の麺をいつまでも食べ続けるぼっちゃん。


去年の壱岐もすばらしかったけれど、今回も楽しい旅だった。
次の日、ぼっちゃんも保育園に行って家に一人でいるとき、なんだか久しぶりに一人でいるなぁと思うとすこし寂しくなった。


いつもはとても注意しているのに、ちょっと気が抜けてぼっちゃんのオムツを一緒に洗濯してしまった・・・。ゲル状のつぶつぶや、紙くずが洗濯物にくっついて大変なことになっていた。量も多い上にゴミを払いながら洗濯物を干すのでいつもの倍ぐらい時間がかかった。

干し終わったあと、畳の上にはオムツの残骸であるゲル上のつぶつぶ、紙くず・・・。
それらをほうきではわいているうちに、これって・・・出がらしのお茶っ葉をまいてから畳をはわくと埃がよく取れるっていうあれに似てるんじゃ・・・と思うと、そいうえば一緒にほこりやゴミも上手い具合に集まって、畳がきれいになった気がする。

って言っても、結局ぼっちゃんもオシッコで掃除したことになるのだが・・・。


ふたたび学会事務局から郵便物が送られてきた。
中身は添削された原稿。「・・・の批判の仕方に対する、論者自身の批判的考察が欠けているため論文全体として考察が平板な印象を受ける」と表紙に書かれてあった。

印刷所に送る論文とフロッピー・ディスクの提出期限までもうギリギリ。時間がないのもあるが、そもそも審査後の論文に勝手に手を加えることが許されるのか不明だったので、とりあえず事務局の世話人のひとに電話で聞いてみると、審査に通ったってことは、それでいいってことなので、別にそのままでもいいんじゃね?という答えだったが、なんとなく書き直せるものなら書き直したい欲望を隠しつつ指導教官の先生に電話すると、「ああ、内容とか結論が大きく変わったりするのは困るけど、べつに誰も枚数が増えたとか字句が変わったとか、そこまでこまかいチェックしないから、あんまり気にせずに書き直したいだけ書き直してもいいよ」とのこと。

先生・・・グッジョブ!(って何がだよ)

説明不足の箇所の書き加えや脚注の追加、表現の言い換え、誤字の修正など、時間が無いので大きなことはできないが、締めるところを締める感じで書き直す。途中、悩みすぎて脳みそが沸騰したような感じになる。夜中に妻と読み合わせながら、なんとか終わらせる。

次の朝、ジョギングや筋トレをした次の日以上の疲れで身体が動かなかった。