sniff2007-07-27

先週末からきのうぐらいまで町は祗園社の祭り。
今年は自分が住む集落が4年に一度の当番ということで、ホッチキスも祗園様がそれに乗って町内を見てまわる神輿をかつぐことになった。

ので、写真のような格好をさせられる。東京書籍の国語便覧によれば「随身や下仕えの者が着用するものに、褐衣(かちえ)・白張(しらはり)・退紅(たいこう)などがある」とあるが、おそらくあれはこの白張だったのだろう。なるほど。身分の低い雑用係か。にしても、着ただけでてきめんに暑い。 

最初はどうしようかと思ったが、こういうコスプレすることも、神事に参加することも、そうそうあることではないだろうしと思い、ぼっちゃんの迎えを妻に託し、とりあえず神輿をかつぐ。場所の関係で、御神体が神輿に移されるところも見れた。

初日は町中の神様が一晩過ごすところまで。実際、他の担ぎ手がみんな僕より大きいので、担ぎ棒がいつも僕の肩より高いところにあって、あまり担いでいる実感が湧かなかった。
しかし、その神様が一晩過ごすところに着いて、神輿を置くまでにその舎のまわりを3回まわらなければならないのだが、そのとたんに急に神輿が重くなった。

この時期は辻々で日替わりに夜市がある。ぼっちゃんも連れて生ビールを飲んだり、焼きそばを買ってたべる。ぼっちゃんと同じ保育園だった子たち(とその保護者)と一緒になる。彼ら2人とぼっちゃんの3人は、川岸のところにいって「が〜が〜」とアヒルを呼ぶ。祭りの夜に彼らの声がこだまする。

別の日の、別の辻の夜市では、ぼっちゃんは小学生や中学生に「あ、○○ちゃんだ」と呼び止められる。職場体験でぼっちゃんの保育園に来た中学生や、保育園の隣の小学校の子達だ。
おそらく、ぼっちゃんはすでに親よりも顔が広くて人気があると思う。


そして神様が神社に帰る日、舎まで行ってふたたび白張の格好をして神輿の前で時間まで待機。
家を出る少し前に夕立があったが、すぐに雨も上がって晴れたので「あ〜涼しくなった」と、そのまま窓も開けて出てきてしまったが、神輿の前にいる間に、だんだん空が曇ってきて、雷をともなうおそらしい勢いの夕立。横殴りの雨。みんな舎の中にいたので良かったが、外の景色がかき消されるほどの、「雨のカーテン」とはまさにあのことだろう。

しかし、獅子舞が終わるころには晴れて、無事に神輿は町内を回って神社に到着。

家に帰ると窓際がびしょびしょ。机の上においていた本まで濡れている。
幸い、オーディオ類は無事。特に問題も無く、こうして書いている間も音が出ている。

ただ、机の上にはipodもあった。少し濡れていたので大丈夫かなと思ったが、特に問題なく、普通に操作できるのでほっとしたが、一晩たって、朝になるとまったく反応しなくなった。
アップルのサイトに書いてあるリセットだとか、ソフトの再インストールだとか、工場からの出荷状況に戻すだとか、いろいろやってみたが、まったく変化なし。バッテリーは生きているし、画面をもちゃんと表示されているが、まったく反応しない。

そこまでやって、なんだか機械にかかわずらっているのが面倒くさくなって、やめた。もしかしたら数日したら普通に戻るかもしれない(?)。にしても、こういうことで時間を使うのがいやだ。

修理したら費用ってどれぐらいかかるのだろう?調べてみると、僕の持っているものは動画が見れるモデルの前のモデル(つまり第四世代)なので・・・・に、2万9000円!
それって、買ったときの値段よりも高い。買ったときは第五世代が出たばかりのちょうど型落ち売り切りセールの時で、消費税入れてもやっと2万円いくかいかないかの値段だった。

僕のような人間が神輿を担いだからバチがあたったのだろうか・・・。