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きのうの武満徹の本の名前は『沈黙、音と測りあえるほどに』ではなく、正確には『音、沈黙と測りあえるほどに』(現在は著作集第一巻asin:410646201Xが入手しやすい)だった。
きのうの朝、ぼっちゃんを保育園に送った後、帰りの車の中でラジオから耳に馴染みのある曲が流れてくる。ブラームスの間奏曲。演奏はエレーヌ・グリモー。グリモーの演奏を聴くのははじめてて、しかもカーラジオの音質だからよく分からないけれど、明るくて繊細な響きだった。
家に帰って、グリモー盤は持っていないのでグールドのCDでブラームス間奏曲集を聴く。
きのう、おとといと二日連続でマイケル・J・フォックスの映画をBSで観る。おとといは『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』で、きのうは『ドク・ハリウッド』。
『バック・・・』のPART1はずいぶん記憶にあるのだけれど、PART2は・・・たしか未来に行く話だったような気がするがよく覚えていないけれど、とにかくPART3は西部開拓時代が舞台で、今時のフルCG映画なんかよりずっと面白かった。確か聞いた話によると、マイケル・J・フォックスは近年難病と戦っているらしいが、スクリーンの彼を見ていると、なぜこのような人にそんな運命が、と思ってしまう。とくに『バック・・・』のさえない田舎町の、これまたさえない奴っぷり(そのわりに短気で、「腰抜け」といわれると突然キレる)は、『スパイダーマン』シリーズのトビー・マグワイアをしのぐほどだ。
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高校の頃、学校全体の映画鑑賞会で、この『バック・・・3』を観たことがある。しかし、ぜんぜん内容を覚えていなかった。たしかそのときの同時上映は『タスマニア物語』・・・。高校生を集めて観せなきゃならない映画か?ほかにもいろいろあったろうに。
『ドク・ハリウッド』は、ハリウッドで美容整形医になって金持ちウハウハサクセスしようとしてる性格の悪いエリート医師が、途中の田舎町で事故を起こして32時間のボランティア活動を命じられているうちに、田舎の人々との交流の中で自分の人生を見つめなおす、といったもの。特別面白くもなかったが、都会の人から見たらいま自分が住んでいる町もこんな感じなのかな、と思った。
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