朝からお稲荷さんの草刈り&掃除。この行事は4つの集落の持ち回りで、4年に一回まわってくる。そういわれてみれば、このお稲荷さんに来るのも前回の掃除の時以来だ。

すごい傾斜の石段をカマで草を刈りながら登る。でも電動ビーバーを持った人たちがあっとう間にヴィーーンと刈っていくので、カマ部隊(カマと言っても、もちろんそういうのじゃなくて、鎌を持った者たちのこと)はあまり出番がないが、とにかく働く。


朝から一仕事終えて、さっそく僕の実家へ向かう。たまたま妹も仕事が休みだというので、ちょうど良かった。

途中、道の駅のようなところで梨などお土産を買い、また別の道の駅みたいなところ(正確には「町の駅」というらしい)でお弁当を買って食べる。すごく広い芝生の広場と、すべり台はもちろん、ブランコ、ギッコンバッコン等、かなり充実したチビッコ・ワールドが設けてあり、もうすっかりモードが切り替わって遊びまくるぼっちゃん。

そんなこんなで、実家に着いたときは2時すぎだった。

ぼっちゃんが(「お姉さん好き」ほどの強度ではないが)「お年寄り好き」なのほんとうに助かる。実家に着いてすぐに「じい〜ちゃ〜ん」と言い、ジジを楽しませる。


せっかくなので、近くにある市民ホールの広場に遊びに行く。車で行くと、市民ホールの出入り口になんだか人だかり。「○酒○○○会」とか何とか書いた看板が出ていて「ん、新酒?新酒試飲会?」と思ったが、もっと近づいてみると「断酒会合同懇親会」・・・。す、するとこの人たちは・・・!
九州各地から大型バスがたくさん来ていた。道を渡ろうとする人がたくさんいたので、いったん駐車して先に渡ってもらうと、「どうも〜!」とそのうちの一人がすごくテンション高めに、明るく手を振ってくれた。


芝生が若干のび気味な広場でぼっちゃんを歩かせていると、近所のおじさんが白い犬を連れて散歩にやってきた。さっそく犬に話しかけるぼっちゃん。おじさんが好意で犬を繋いだ綱をぼっちゃんに持たせてくれたり、草を犬に食べさせたり好き放題させてくれた。

ぼっちゃんは犬のお尻を見ては「あ〜!おしり〜!」と言って犬の尻を触ろうとしていた。なんだか災難だったが、犬も黙ってぼっちゃんに好き放題させてくれた。


少し早かったが、みんなで夕飯を食べに行くことに。実家のみんなが大好きなうどん屋へ。
ここはおからや昆布の煮物やマカロニサラダなどが自由に食べれる。とくにマカロニサラダが絶品でいつも小皿に山盛りで2〜3杯は食べる。

妹が釜揚げうどん、ほかはみんなごぼ天うどん。しばらく来ない間に鶏飯おにぎりがメニューに加わっていたのでもちろん食べる。美味しい。

そういうわけで、今日はあまり本が読めなかった。
寝る前に布団の中で吉田健一の『東京の昔』をすこしだけ。