ぼっちゃんを仕事が休みの妻と保育園に送った後、妻がすこし職場に寄るというので行ってみると、なんだかやらなきゃいけないことが出てきたらしい。あとで迎え来ることにして、とりあえず僕だけ帰宅。夕飯・朝食の洗い物をして、洗濯物を干し、部屋の掃除。

結局、妻から連絡があったのは昼過ぎのことだった。

妻を迎えにいったあと、きりばる食堂で昼食。いつものホルモンに、今日は焼き飯を合わせてみようかよ思ったが、やっぱり白いご飯との組み合わせも捨てがたく、かなり迷ったが、やっぱり白いご飯にした。

ぼっちゃんの服を買いにすこし山を降りる。今日はいつもと反対側に下り、ユニクロへ。
だが、ベビー服はあまり置いていない店舗だった。僕は値下げされていたジャージ(ジョギング用)を買ってもらう。500円。

その後、しまむらその他を回って、なんとか探していたものを買う。帰りに「ブックオフ」へ。ここにブックオフが出来たのはだいぶ前から知っていたが、入るのは初めて。

例の如く100円コーナーを物色。

<買った本>

吉行淳之介『贋食物誌』(新潮文庫)表紙及び本文イラストは山藤章二。表紙に描かれているのは雁と貝。雁+貝で贋なのだ。食べ物の話はあくまで「とっかかり」であって、話はさまざまな方角に飛びまくる。

シェイクスピアハムレット』(福田恆存訳 新潮文庫

上田敏訳詩集 海調音』(新潮文庫


<読んだ本>
メルポン『シーニュ2』の中に収められた「哲学者とその影」読了。この「哲学者」とはフッサールのこと。

物はそこに存在するが、もはやルネサンスの遠近法においてのように、単にその投射された影像としてでも、またそれをパノラマ化しようとする要求に応えてでもなく、むしろその反対に、物が真直ぐ執拗に立ちつくし、その稜線でもってまなざしを擦り切らんばかりに、存在するのである。(p.37)

マルク・リシール『身体 内面性についての試論』58〜86ページ

武満徹『音、沈黙と測りあえるほどに』