渋皮煮。

ぼっちゃんウィークエンド。

福岡から妻の友人夫婦(こちらのダンナと僕が知らない人から見たら兄弟みたいに似ているらしい。実際に間違えられた。)が犬も連れて遊びに来てくれる。ちょうど昼寝中だったばっちゃんも、気がつくと自分の傍らにワンワンがいてビックリ。

ワンワンがいるせいでずーーっとハイテンションなぼっちゃん。草を食べさせようとしたり、夜中になっても、ほぼ眠りかけているワンコにいろいろと話しかけているぼっちゃん。


そして今期最後のバーベキュー(肉は彦しゃんで調達)を庭で。さすがに6時ごろには日も暮れてきて長袖を着ていたけど寒くなってきた。途中、となりの家のO先生に栗とプチトマトを貰う。プチトマトがあまりにも味が濃く、フルーツのように甘くて、思わずみんなでむさぼり喰ってしまう。また、ぼっちゃんはぼっちゃんで、近所のおばあちゃんからお菓子の詰め合わせを貰っていた。


栗は半分友人夫婦にあげて(こちらは翌日に温泉街の蒸し場で1時間ほど蒸した)、うちは妻が気合で渋皮煮にした。お湯に一晩つけて一番外側の皮(鬼皮)を、栗むきナイフ「くりっとむけるくん」で剥き、重曹と一緒に何度か茹でる。回数を重ねるほどアクが抜けていいらしい。また一晩つけて、筋や黒い部分をつまよう枝や、やっぱり「くりっとむけるくん」なんかで根気強く取り除き、今度は砂糖をどっさり入れて煮る。(もちろん好みだけど、このとき、アールグレイティーバッグを香り付けに入れるらしい。)

先日、お風呂で会うばあちゃんから「ぼっちゃんに」と貰った渋皮煮ほど柔らかくならなかったが、美味しい。でも、あのばあちゃんの渋皮煮はなぜあんなに柔らかかったのだろう?やはり年季だろうか。

<読んだ本>

内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』(角川文庫)
ブログの文章を集めたものではなく、話したことをテープから起こしたいわゆる「語りおろし」らしいが、そのせいか一冊がリズムよくまとまっている感じがして、同じ著者の本の中でも特に面白かったように思う。


月曜日は祝日で保育園が休みなので、ホッチキス保育園開園。雨が降っているので外出もできず、ひたすら家の中で2人で遊ぶ。けっきょく、昼食(父の作ったインチキくさいチキンライス)を挟んで、昼寝なしにぶっとばすぼっちゃん。さすがに朝からずっとなので父がフラフラしてくる。

午後は晴れたのでちょっと散歩。しかし、直射日光が痛いのと、蒸し暑いのとで父はさらにフラフラ。最近、バスが好きなぼっちゃんにバスを見せるため、道の駅に行く。バスが来れば「バス待て〜」と叫ぶぼっちゃんを抱えてバスを追いかけ、バスが行けば「バス、バイバ〜イ」と叫ぶぼっちゃんを抱えて、やっぱりバスを追いかける。

そんなことを何度か繰り返したり、近くのスーパーで車の形をした子供用カートに乗って店内をグルグル回ったり、さらに別の店もはしごして同じようにカートに乗り込んで店内をグルグル回ったりしているうちに、さすがに眠くなってくるぼっちゃん。

「たのしかったね〜」というようなことを言ったかと思うと、なんだか目が虚ろになり、フラフラしているぼっちゃん。そのまま眠りの世界へ。眠り込んだぼっちゃん(体重12.3キロ)を抱えて帰宅。


火曜日は用事で市内へ。町内ではみかけない電車、行きかう大量のバス、さらに路面電車に目を丸くするぼちゃん。