気がつくと外はすっかり金木犀の香り。樹の下へいくと上から花がパラパラと小雪のように落ちてくる。なんだか昔を思いだしてノスタルジックな気分になるが、朝からなにをどうセンチメンタルなことを書いているのだ。

先週末からぼっちゃんは少し鼻水気味。
それでも土曜日は公園でハッスル。すべり台とボールを組み合わせた遊びでテンション高。

日曜日は近くの小学校で学習発表会があって、妻の職場の人のうちの子も出るので観にいくことにした。

その子の出番は10時ぐらいかららしいのだが、8時半ごろからぼっちゃんが「バス、バス」と言うので、とりあえずバスを見に外出。途中、神社の清掃をしている町内の人たちと会い、ぼっちゃんはおまんじゅうをゲット。

まんじゅうを食いながら境内を散歩。

もうすぐ秋の祭りが始まるので神社の境内ではいろいろと準備が進んでいる。なんだかこの風景見たことあるなぁ・・・と思ったら、去年はベビーカーに乗ったぼっちゃんとやっぱりこの準備の時期に来たのだった。いまでは、片手にまんじゅうをしっかり握って、「でぶや」さながらに食べながら境内を歩き回るぼっちゃん。そうか、去年はまだ歩けなかったのか。

神社を出て、いつものワンコのところにいくと、激しくワンコがまんじゅうに反応。ちょっと投げてやると、体をブルブルさせながら食らいつく。あまりにも食べっぷりが激しいので、残りの半分のまんじゅうをあげてしまった。
ぼっちゃんはその食べっぷりにすこし引き気味。そういえばぼっちゃんも、遊びのときのテンションが高すぎて、他の子たちに引かれるときがある。

やっと小学校にたどり着くが、しばらくすべり台やブランコで遊んだ後、体育館へ。
上級生の環境問題についての発表だったが、すでに歩き疲れていたので始終あくびしながら聞く。途中の「もったいない」の歌と踊りはどうかと思った。

それが終わって休憩時間に外に出ると、ちょうど妻の職場の人の子どもと会う。追っかけっこをしたり、段差を上り下りしたり、早くもテンション高めなぼっちゃん。


しかし、月曜日の昼頃からとうとう発熱。病院に行って熱を計ると38.1度。扁桃腺の腫れからきた熱らしい。クスリを貰って帰宅。

夕方から夜にかけてもねつは下がらず、食欲もなくてちょっときつそうだったが、深夜を過ぎた頃には熱も下がった様子。
朝になるとテンション高。食欲も回復。鼻水の止まっている。何だったんだ?これが「風邪の効用」(by野口晴哉)か?


<最近読んだ本>

木村敏『あいだ』(ちくま学芸文庫)p.162まで
福田恆在訳『ハムレット』(新潮文庫)p.77まで
トーマス・マン魔の山』(岩波文庫)p.140まで
フッサールデカルト省察』(岩波文庫)p.62まで

何がしたいんだ?

<聴いた音楽>

ブラームス交響曲第二番』(バルビローリ/ウィーン・フィル
ブラームス弦楽六重奏曲 作品18』(アマデウス弦楽四重奏団

やはり季節柄聞きたくなる。というか、季節に関係なく年中聞いているけど。