気づくともう12月8日。

ちょうど一週間前の土曜日は今年最後の学会。でも今回は発表なしのギャラリー参加なのですこし気が楽だ。どうしても聞きたい発表があったので、午前中から会場に乗り込む。会場へ向かう電車で指導教官の先生と会う。

この業界ではほんとうに有名な、日本を代表すると言ってもいいぐらいすごい先生も来ていた。家が近いからだ。

指導教官の先生曰く「あの人は・・純粋な人だ・・・」というわけで、その先生についての唖然とするエピソードを聞く。でも、それはともかく、発表に対する質問はすごい。すごい迫力。すごい切り込み。

また、この日最後の発表はやはり退官されたベテランの先生。もう名人芸と呼びたくなるような話芸、質問への切り返し、余裕。

まだまだ自分が小さい存在だということに改めて気づかされた。

夜は懇親会。研究室の人たちと久しぶりに飲む。中には本当に数年ぶりに会う人もいて、不思議な空間だった。
9月、11月の学会で一緒になった先生とまたいろいろと話す。特に「これから後」について。

二次会、先生たちと大学近くの飲み屋に繰り出す。九州における、豚骨ラーメン以外の美味しいラーメンについて議論でみんなすこし熱くなる。「ほんとにその店美味しいんだろうな!?」「ええ、もちろん、たぶん、でも、餃子も美味しいですよ。」
だんだんよくわからない話になっていくので、3次会へ。

僕は電車の時間があるのでそこで別れる。ラーメンの話をしていたのでラーメンが食べたくなり屋台に寄るが満席。あきらめて電車にのる。駅を下りて、小学校前の深夜までやってる中華屋でラーメンを食べて帰宅。


明けて日曜日。起きたら妹がいた。仕事は?と聞いたら、寝坊したからもう休んだとのこと。
じゃぁせっかくだからと、一緒に父の見舞いに行く。病院に行く途中、ショッピング・モールで無印良品の化粧水を買い、パン屋でパン、スタバでコーヒーを買う。

僕と父、妹の三人は、人気のない日曜日の病院の中をダラダラと散歩。

日が沈む前に病院を出て、実家で妹を下ろし、帰宅。