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ぼっちゃんのお気に入りの本である『別冊グラフNHK写真図鑑 世界の鉄道』(学研、1978年)は、大人の僕が見てもとても楽しい。出てくる列車たちも、ずいぶんと古い機種なのだろうが、写真の趣きというか、風情がいい。横溝英一さんという方の、たぶん僕ぐらいの年齢の人なら絶対一度は見たことのあるユーモラスかつ懐かしいイラストもたくん載っていて、いま新刊書として売っているどんな図鑑よりも豊かさを感じる。
でも、これは町の図書館から借りたものであるから、近いうちに返さないといけない。そこで、古本で売っていないかとネットでしらべたところ、日本の古本屋では検索しても見つからなかったが、ヤフオクで2000円で出ていた。
だめもとでアマゾンなんぞでしらべてみると、意外なことに古本として出品されていた。しかし、アマゾンではなんと8500〜9000円の古本価格がついていた。2000円でも「う〜ん・・・」と思ってしまうのに、9000円なんて、とてもじゃないが・・・。
今日はヘーゲルの『小論理学』(岩波文庫)とカント『純粋理性批判(上)』(平凡社ライブラリー)を交互に読む。ヘーゲルは「批判哲学とかなんとか、ウダウダいってんじゃねえよ!」な感じで、意外とパンクなノリだ。
あと、この本を読みながら、いろいろと空想をめぐらす。
- 作者: 小坂章子
- 出版社/メーカー: 書肆侃侃房
- 発売日: 2007/10/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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写真も良いけど、文章もなかなか喫茶な佇まいで良い。
今日はお風呂に入ったあと、どうしてもぼっちゃんが歯を磨かないというので、すこしきつく「歯を磨かないといけないんだよ」と言った。それでも、歯磨きせずに上記の鉄道の本を見ると言ってきかないので、妻が「じゃぁこれを見たら歯を磨こうね」と、そういう流れになったが、ここでそういう流れになっちゃうと、いつまでもグダグダになりそうな気がして、妻がその本を取ろうとしたそのときに「ダメだよ」とまたすこし強く言ったら、今度はおとなしく歯磨きをした。
ちゃんと歯磨きをしたので、ぼっちゃんと一緒にみんなで『別冊グラフNHK写真図鑑 世界の鉄道』(学研、1978年)を眺める。写真を眺めながらいつのまにか眠りにおちていくぼっちゃん。
夕方からがぜん冷え込んできた。雪になるかも。