あけましておめでとうございます。

今年最初に驚いたことは自分に年賀状が来たことだが、しかも、その中で今年実際に会った人が一人だけというのは、本当のところ良いことなのか悪いことなのかわからない。

31日に妻が作ったキンピラゴボウや豚の角煮その他を持って福岡の実家へ。
途中のユニクロで新年を迎えるにあたって下着類などを新調し、実家に帰る前に天神の街へおせち料理を買いに行く。
すさまじい混雑で死にそうになるが、そのなかでぼっちゃんがすっかり昼寝モード。ガックリといってしまったぼっちゃんを僕が預かって、そのあいだに妻に買い物を済ませてもらう。しばらく無印良品やソニプラを眺めていると、ジワジワとぼっちゃんが石のように重たくなってきたので近くのドトールに入って、というか、店内はほぼ全席喫煙席状態なので外のテラスで休憩。

戻ってきた妻と合流して、そそくさと混雑する天神に別れを告げ、一路実家へ。
そこで妹を拾って、父が入院する病院へ向かう。

「シャケや明太子のおにぎりが食べたい」「鶏の唐揚げが食べたい」と言っていた父に買ってきたおにぎり類や唐揚げを差し入れ。病院食にすっかり飽きていた父は、夕食を食べたばかりだったがすっかり食べてしまった。ぼっちゃんもおにぎり2個、ビスケット3枚をあっというまにたいらげる。

病室で、僕、父、妻、妹、ぼっちゃんの5人でダラダラとテレビなんぞを見ていたら紅白がはじまり、8時近くになったので、この日はひとまず帰宅。途中スーパーによって夕食を買い込む。

家に帰りつく頃にはぼっちゃんはすでに撃沈。
僕と妻と妹の3人で「ガキの使い」を見つつ、ビールを飲みながら夕食をつついていると、いつの間にか僕だけ眠っていたようだ。その後、日付が変わる直前に何とか目を覚まし、あけましておめでとうございますと言い合って、テレビでお笑い芸人たちをみんなで見る。


元旦の朝は雪空。
大丈夫かなぁと思いつつみんなでささやかに御酒で乾杯して、お雑煮やおせちを食べて、やっぱりお笑い芸人をみんなで見て、初詣に出発。そのまま再び父のいる病院へ。

前もって病院側に昼食は不要と言っておいた父と共に、みんなでおせちを食べる。
病室でお正月なんて、生まれてはじめてかもなぁと思いつつ、雪が降る窓の外をじっと眺めていた。