ぼっちゃんの水疱瘡もそのほとんどがカサブタになってしまた。ここまでくればもう大丈夫。明日は久しぶりに保育園に行く予定。今朝かかってきた保育園から電話では、その後も着実に園児達が発症していき、ほぼ全員に行きわたったとのこと。

朝から細かい雨が降り続くので散歩にも出れずに部屋の中でテレビを見たり、絵本を見たりしながらもやっぱり退屈そうなぼっちゃんに「りんご屋さんに行こう」と言って車で外出。「りんご屋さん」とは、ドラッグ・モリのことだ。ぼっちゃんはなぜかあの店舗に描かれてあるリンゴのキャラクターが大好きで、車で走っているとき、どんなに遠くからでも見つける。

店舗内をカートにのせて2、3周して、ぼっちゃんが欲しいと言って手に取ったアンパン3個入りを一袋買う。その3個のうち2個はぼっちゃんのお腹の中に入っていくことになる。その後、ナフコに行って電気スタンドの電球を買う。その後、ナフコはぼっちゃんにとって「ナフコさん」になった。

さらに車を走らせてバスが見れそうなところをめぐっているうちに眠くなるぼっちゃん。家に帰りつくと同時にあさっり眠りに落ちた。最近、ぼっちゃんは車の中で「セイコちゃんは?セイコちゃんにして」と言って松田聖子のCDをかけるように執拗に要求してくる。
確かに妻が松田聖子の大ファンで、お腹にいるころからCDで聞いたり、実際にコンサートいに行ったりしていたけど、思いがけず胎教の成果か?

午後は紙おむつとみかんを買いに近くのスーパーやドラッグストアへ。みかんは見るからに大きさや見た目が規格外っぽい(極端に小さかったり等)ものがたくさんつまった398円のものを一袋買う。ときどきすっぱいものがあるけれど、もともと小さいみかんがすきなので美味しい。

ブックオフの100均で買った岩波の『ことばの贈物』に触発されてついつい買ってしまった。訳は神谷美恵子さんだった。

自省録 (岩波文庫)

自省録 (岩波文庫)

訳者序のところに「もともと力不足なうえに、母親としての多忙な生活のほんのわずかな余暇をさいての仕事なので、意にみたぬことのみ多い。」とあって、そうは言ってもこのように立派な翻訳を成し遂げているのであって、それに比べて、自らの父親としての生活を省みて恥ずかしいこと多い、と思った。

この種の本は、前から順番に読むのも良いが、ときどき手にとってパラパラとめくり、手が止まった箇所を任意に読むのも良いかもしれない。