きのう、父の見舞いに病院へ行く。ぼっちゃんの水疱瘡があったのでずいぶん間があいてしまった。途中、大砲ラーメンの今まで入ったことの無い支店があったのでそこで昼食。美味しかった。

入院生活があまりに暇なので、読む小説か何かを持ってきて欲しいというので、家にある池波正太郎もの(剣客商売仕掛人梅安など)をごっそりもっていく。

ぼっちゃんもじいちゃんに会うのはひさしぶりなのではしゃいでいる。

外出届けをだして、買い物に行く。CDラジカセが欲しいというので、近くのショッピングモールに行くが、なぜか家電コーナーはなかったので、とりあえずタワーレコードで鳥の鳴き声が入った環境音楽CDや、クラシックベスト100などを買い、もうすこし先にある家電量販店へ向かう。

できるだけシンプルなものがいいというのでいろいろと見ていると、ピッタリのものがあったのでそれを購入。東芝のものだ。

基本的に、父は僕のアドヴァイスと言うものはあまり聞かない。「店員に聞くのが早いな」と言って、さっさとことを進めていく。僕なりに、こっちのCDのほうがいいんじゃないか、とか思うとことはあったが、これが父のペースでありやり方であって、いちいち口を挟むのも無粋かもしれないなと思って、適当に流れに身を任せる。もうずいぶんと入院生活が続いているのだ。買い物ぐらい自分のペースでやったってだれも文句は言わないはずだ。



フレームは壊れたが、フレームさえ手はいれば、レンズはまだぜんぜん生きているので復活できるのではないかと思い、街に行った際にフォーナインズを扱っている眼鏡屋を覗いてみる。店構えもオシャレだが、店員さんたちもオシャレだ。そんな店内をベビーカーを引いて歩く。店員さんに聞いてみると、別の視点にまったく同じものがあるとのこと。でも、お店がおしゃれすぎて、今ひとつ踏ん切りがつかず、店を出た。


ああ、そうだと思って、そのメガネを買った店へ行く。試しに修理は可能かと聞いてみると、なんと、可能とのこと。しかも新品を買うよりもぜんぜん安い(当たり前か)。

この場合の修理とは、実際には部品交換なのだが、場合によっては本体すべてが新品になって帰ってくることもあるとのこと。まぁ、それはどうでもいいので、さっそく修理をお願いする。

一週間後、修理が終わった旨の連絡をもらう。なんと、そっくりそのまま新品になって帰ってきたらしい。もうこの場合、「帰ってきた」という言い方が正しいのかどうかわからないが。