前回はあまりのことに動揺して落ち着きの無い記述になってしまったが、一番驚いたのは、初めての全国学会誌掲載という点です。いまだに騙されている気がする。ほんとに大丈夫かな?

最近、ぼっちゃんを保育園に送っていく時間が遅い。たいてい、9時を過ぎている。
そもそも、親が7時半まで起きれないというのが最大の難点で、なおかつ8時45分ごろ家を出ても、ぼっちゃんはとりあえず家の周りを一周散歩してからでないと車に乗らないので、この時点でもう9時5分とかだったりする。
今日はとうとう、「もうすこしはやく登園すると、もっと友達と遊ぶ時間があると思います」なんて書かれてしまった・・・。

昨日と今日、妻の職場の片付けの手伝い。寒かった。お昼ごはんについてはここで一句。

昼食は きのう彦しゃん 今日きりばる(字余り)


店頭でみかけて何となく気になっていたのだけれど、付録CDといろいろなおすすめCDリスト、そしてなによりもグレン・グールドに約15ページも割いているところに負けて買ってしまったエスクァイアの今月号。

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]

Esquire (エスクァイア) 日本版 2008年 03月号 [雑誌]

付録のCDはヨーロッパの老舗ピアノメーカーのひとつ、プレイエルのピアノによるショパン。最初の6つのトラックはショパンと同時代の1838年製のプレイエルによる演奏で、残りは2004年製の最新モデルによる演奏。ここ数日、ヘビロテ中。


マキャヴェリ君主論』読了。
メルロ=ポンティマキャヴェリ覚書」読了。
今村仁司ラカンアルチュセール」読了。

君主論』はなかなか楽しく読めた。ところどころあまりに辛辣すぎて笑えた。でも最後のほうは強力なリーダーシップをもった英雄的君主の登場を期待する、というところでまとめられているんだけれど、ちょっとガクっきた。それに、それはそれで危ういだろうとも思う。
メルロ=ポンティマキャヴェリのなかに道徳的でもなく、無垢でもない「現実的」ヒューマニズムを見出したということだろうか。純粋で道徳的な振る舞いがこのうえもなく残酷な事態を引き起こす場合もあれば、非道で残虐な振る舞いが逆に慈悲深い結果をもたらすこともあるというマキャヴェリのことば(メルロ=ポンティもどこかで引用していたかもしれないが)に、二者択一的な思考ではない、その絡み合いを視野に入れた現実的ヒューマニズムの可能性をメルロ=ポンティは見出していたのかもしれない。

今村論文は、なんとなく、政治思想つながりで(笑)。