今日は久しぶりに寒さが和らいだ。身体が緩むのがわかる。連日、昼間でも気温が1度とか2度の日が続いたおかげで、ここ数日身体に力が入って、眉間に皺がよったままの生活だった。

山を降りたところにすごいバカ盛りの定食屋があると聞いて食べに行く。すると、ランチタイムの営業時間が終了していて、五時まで閉店・・・。腹がすいているときにこういうのはかなりこたえる。
妻が知っているもひとつのバカ盛りの店「乗馬」へ行く。店の名前といい、雰囲気といい、盛りといい、素晴らしかった。

妻の様態はどうやらインフルエンザではなく、感染性腸炎(いま流行っているらしい)と風邪が一挙に来たことからの具合の悪さだったそうだ。病院でそのまま2時間ほど点滴。そういえば、数日前のお腹の痛さ、なんか身に覚えがある。サラリーマンの頃、何度か感染性腸炎かかったことを思い出した。あの頃はいろんな意味で胃腸が痛かったなぁ。

熱が下がった後も、頭痛がしばらく続く妻。
寒い日が続いたので身体が(特に肩や首が)ガチゴチなのも大きな原因だったのだろう。僕ですら連日歯をくいしばりすぎて眉間やこめかみが痛くなった。


途中、寝込んだ日もあったので中断があったが、カント『プロレゴーメナ』読了。加藤周一は1日で読んだらしいが、僕はなんかではさすがに1日では無理だった。3日かかった。それにしてもカント本人そして、カント哲学に対する印象がガラリと変わった。


内田たつる先生のブログで触れられていた小学生からの英語教育についてつらつら考える。内田さんところでは小学5、6年生からと書いてあったが、僕の町では町独自のカリキュラムを組んで3,4年生から会話中心の英語教育が始まるらしい。

ある日、小学生のぼっちゃんがとても流暢な英語で話しかけてきて、僕が答えに窮していると「お父さん、こんなこともわからないの?」と汚いものを見るような目で僕を見る・・・・そんな日がくるのだろうか?

そのときの言い訳として、
「ああ、ごめん。最近フランス語とドイツ語のものばかり読んでたから、急に頭を切り替えることができなかったんだよ」
あるいは、
「pardon?」
あるいは、
「確かに教室では君の発音は流暢で美しく、聞きやすい英語だったかもしれないが、日本語に鹿児島弁や東北弁があるように、英語にも方言がある。だから、ある地域の英語ネイティヴには君の発音や話し方がとても奇妙に聞こえるかもしれない」

・・・等々考えたが、やはりどれも見苦しいな。