やはり寒さのピークを過ぎたようで、日中はずいぶんと楽に息ができる。いまの室温も6度ぐらいあるし、これぐらいだと暖房なしでも足元のヒーターだけでなんとかやれる。

きのうは父の見舞いに病院へ。途中の車の中でぼっちゃんはじいちゃんへのお土産にかったはずの唐揚げを2個と、ミカンを2個食べた。病院の食堂でもうどんとおにぎりをたべ、じいちゃんの病室ではお菓子三昧。ああ、そういえばここでもまたミカンを一個食べたな。

病室の窓から救急ヘリコプターが下りてくるのが見えた。


みんなで病棟の屋上へ行く。屋上では入院している人が日向ぼっこしたり、ipodで音楽を聴いたり、煙草を吸っている。その上空を何度か自衛隊のヘリコプターが通り過ぎていった。ヘリコプターに見入るぼっちゃん。


病室で大河ドラマ篤姫」の話をする。父の生まれた家は加治屋長の、まさに西郷どんや大久保どん達のうちの一軒隣とか、とにかく同じ町内会ぐらいなところにあったという話は僕も子どもの頃から聞いていたから知っていたが、もしそのころの僕の先祖がのぼせもんで倒幕運動とかにのめりこんで死んでいたら僕は生まれてなかったかもしれないなぁと、このとき思った。

妻には「子孫と同じで、何でも一歩引いて見てたんじゃないの」と言われたが、でも、のめりこんでいて、にもかかわらず生き残ってその結果僕が生まれていたとしたなら、ご先祖様ごめんなさい。